【無印・英文解釈の技術100】の難易度、到達レベル、使い方の紹介!
標準程度の「英文解釈力」を身につけるのに「基礎英文解釈の技術100」は定番です。多くの英語学習者が「基礎英文解釈の技術100」を使って勉強していると思います。
難関大学の受験を考えている人の中には、次のような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
「基礎英文解釈の技術100」はマスターしたぜ!次は何をやれば良い??
難関大学受験の人は、「基礎英文解釈の技術100」より更にレベルの高い参考書に取り組んでおくべきです。
この記事では、「基礎英文解釈の技術100」を終えた人に向けて、姉妹書である「英文解釈の技術100」を紹介します。
「英文解釈の技術100」は難関大学志望の方のみが取り組めば良い参考書です。それ以外の中堅大学、TOEIC、英検にはオーバースペックです。「基礎英文解釈の技術100」で十分です。
「基礎英文解釈の技術100」と「英文解釈の技術100(無印)」は、名前が似ていますが、難易度が全く違います。「無印」と「基礎」を間違って買わないように注意しましょう。
- 「英文解釈の技術100」の概要
- 「英文解釈の技術100」のメリット
- 「英文解釈の技術100」のデメリット
- 「英文解釈の技術100」に取り組んでいい人
- 「英文解釈の技術100」の使い方
- 「英文解釈の技術100」の復習方法(音読)
- 「英文解釈の技術100」の到達レベル
- 「英文解釈の技術100」の次の参考書
- 「英文解釈の技術100」のまとめ
「英文解釈の技術100」の概要
難関大学の受験では、瞬時に英文構造を把握することが難しい複雑な英文が、下線部訳として頻出します。
こういった下線部訳では、英単語の意味や前後の文脈から、フィーリングで訳を作っても、ほとんど点数がもらえません。
しっかりと英文の構造を把握した上で訳し上げる必要があります。
「英文解釈の技術100」は、複雑な英文を解釈する力を鍛えるためのものです。
「英文解釈の技術100」の難易度は激高です。高難易度の英文解釈書として知られている「ポレポレ」よりも少し難易度が高いです。
本書の技術をマスターすれば、全ての英文を速く、正確に読むことができるようになります。
また、「英文解釈の技術100」の構成は、姉妹書の「基礎英文解釈の技術100」に酷似しています。「基礎英文解釈の技術100」を使ってきた人には馴染みやすいのではないかと思います。
「基礎英文解釈の技術100」は下の記事で紹介していますので、是非、ご覧ください。
「英文解釈の技術100」のメリット
最高レベルの英文解釈力が身につく
上で述べたように、「英文解釈の技術100」の難易度は激高です。高難易度の英文解釈書として知られている「ポレポレ」よりも少し難易度が高いです。
難易度が高い分、マスターすれば、大学受験はもちろん、TOEICや英検で解釈できない英文はなくなります。あとは、語彙力を高めれば良い状態になります。
「英文解釈の技術100」をマスターすれば、受験のレベルを超えた「英文解釈力」が身につきます。どんな大学を受験する人も、「英文解釈力」が原因で落ちることはなくなります。
問題数が多く、網羅性が高い
「英文解釈の技術100」には、例題が100題、演習題が100題の合計200題の問題が収録されています。「英文解釈」のトレーニングに特化した参考書としては、この問題数はかなり多いです。
やりきるのは大変ですが、やり切ることができれば、網羅性高く英文解釈力を鍛えることができます。
1冊でこんなに解釈のトレーニングを積むことができる参考書は貴重なので、大変おススメです。
CD付き
本書は英文解釈の参考書としては珍しくCDが付属されています。このCDが超重要です!英語は言語なので、実際に「聞く」「口に出す」が重要です。CDがあればこれらの作業が大変やりやすくなります。
このCDも使い倒すことで、英文解釈力だけでなく、リスニング力、英作文力、スピーキング力も爆上がりすることを保証します!
大学受験者生だけでなく、その先の見据えて英語を学習したい人にもおすすめ
「英文解釈の技術100」は難易度がとても高く、難関大学を受験しない人には、正直オーバースペックです。
しかし、「英文解釈の技術100」をマスターすれば、受験のレベルを超えた「英文解釈力」が身にくので、将来英語を使った仕事に就きたい人など「受験の向こう側」を求めている人は勉強しておいて損はないと思います。
「英文解釈の技術100」のデメリット
問題数が多すぎる
「英文解釈の技術100」には、例題が100題、演習題が100題の合計200題の問題が収録されています。
この問題数は、非常に多いです。多すぎるため、途中で挫折してしまう可能性が高まります。
問題数が多いということは、それだけ網羅性も高いということなので、「英文解釈の技術100」に取り組む際は、途中で挫折しないように、事前に十分覚悟を決めて取り組みましょう。
語彙レベルが高い
「英文解釈の技術100」は、難関大学から抜粋された高難易度の問題ばかりが収録されています。その分語彙レベルも相当高いです。
あまりに難しい単語については、問題の下に訳注がありますが、訳注がない単語のレベルも相当高いです。
「英文解釈の技術100」を取りかかる前に、下の記事の上級レベルの英単語まで習得しておくことをおすすめします。
意訳しすぎ
「英文解釈の技術100」では「模範解答」が記載されています。 「英文解釈の技術シリーズ」全般に言えることですが、「模範解答」がめちゃめちゃ意訳されています。若干、英文構造を無視した訳になっている箇所さえあります。
なので、納得できない部分があった場合は、先生や英語の得意な友人に聞くようにしましょう。
「英文解釈の技術100」に取り組んでいい人
「英文解釈の技術100」に取り組むには、標準程度の「英文解釈力」を持っていることが必要です。つまり、「英文解釈を初めて学ぶ!」という方には、オススメできません。
英文解釈初心者の方は、「英文解釈の技術100」の前に、姉妹書の「基礎英文解釈の技術100」を学んでおくことをおすすめします。
「基礎英文解釈の技術100」をマスターしておけば、「英文解釈の技術100」にも問題なく取り組めると思います。「基礎英文解釈の技術100」は下記記事にて、詳しい使い方を紹介していますので、ぜひご覧ください。
「英文解釈の技術100」の使い方
使い方は、使用者の状況に応じて、主に2つのパターンがあります。
■テストまで時間がある人・英語を極めたい人
まずは、例題を解いてください。例題を解く際は、英文の構造を正確に把握しながら進めてください。
本書の目的は「英文解釈力の向上」にありますので、フィーリングで英文を読んでも全く意味がありません。
例えば、問題文を読む際には、「主語がここで、動詞がここで、この目的語には修飾語がこういう風にを修飾して〜」というふうに、SVOCMを正確に振り、英文の構造を把握してください。
これを曖昧なまま勉強進めても本書から得られるものはほとんどありません。
逆に言うと、文構造を正確に把握しながら読み、その問題でフォーカスされている技術を正確に理解・吸収しながら学んでいけば、標準以上の英文解釈力が確実に身に付いていきます。
次に、演習題を解いてください。
演習題は、例題で学んだ「技術」を使えば解くことができます。そのため、演習題を解く際は、例題で学んだ「技術」の使いどころを意識しつつ、英文の構造をしっかり把握しながら解いてください。
「例題でインプットした技術を演習題でアウトプットし定着させる」というのは最高に効率の良い学習方法です。
問題集を1周したら終わりでなく、後述の方法で、最低でも3周は周回してください。周回を重ねることで、技術が定着し「使える技術」となります。
■時間がない人・最低限でよい人
ひたすら例題を解きます。例題を解く際は、英文の構造を正確に把握しながら進めてください。例題を読む際には、SVOCMを正確に振り、英文の構造を把握してください。
問題集を1周したら、2周目に取り掛かってください。
2周目では、1周目で学んだ技術を、アウトプットするつもりで、解いていってください。3周目以降では、後述の音読方法を使って、周回してください。周回を重ねることで、技術が定着し「使える技術」となります。
演習題を飛ばし、例題のみを周回しても「英文解釈の技術」は確実に身につきますのでご安心ください。
「英文解釈の技術100」の復習方法(音読)
英語学習においては復習が最も大事です。「圧倒的な復習主義」!この精神が英語力を爆上げしてくれます。
復習に全力を注がないと全く成長しません。そして、その復習には、音読が最も効率的・効果的です。音読の効果は計り知れません。
音読をすることで、解釈力、速読力、リスニング力、スピーキング力などをまんべんなく伸ばすことができます。
音読をしない手はありません。次の方法で、音読して復習しまくってください。
まずは、英文構造を頭に叩き込んでください。
英文の構造を十分理解できたら、本書をみながら、英文構造を意識しつつ、また、英文の内容・情景をイメージしながら音読を繰り返してください。
10回以上音読すれば、自然と内容が頭に入ります。
その後、CDを使って、オーバーラッピング→シャドーイングを行ってください。これをやることで、英文を読んだときに、日本語を介さず英語のまま理解できるようになります。こうなれば、自然とリスニング力と英作文も向上します。
音読の方法と効果については、下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください
「英文解釈の技術100」の到達レベル
本書を習得することで、下記のレベルに到達できます。
■大学受験の場合
■TOEICの場合
全ての英文の構造を解釈可能
■英検の場合
全ての英文の構造を解釈可能
どんな試験においても、「英文解釈力」で困ることはなくなります。
「英文解釈の技術100」の次の参考書
最難関大学(東大・京大・早慶)の試験で、無双したい人で、時間が余って、ヒマでヒマで仕方ない人は、次の参考書に取り組んでも良いと思います。
ただし、本当にヒマで仕方ない人以外は、上の参考書に取り組まなくてよいと思います。そんな時間があるなら、英単語力や他教科の勉強に当てた方が合格確率は高まると思います。
それ以外の試験を受ける人は、これ以上「英文解釈」の勉強は不要です。なんなら、「英文解釈の技術100」に中堅大学、TOEIC、英検にはオーバースペックです。「基礎英文解釈の技術100」で十分です。
「英文解釈の技術100」のまとめ
「英文解釈の技術100」には、全ての英文を読めるようになる技術が詰め込まれています。
このレベルの「英文解釈力」を身につけておくことで、今後どんな英文に出会っても、自信をもって読んでいくことができるようになります。
大学受験用の参考書のイメージが強いですが、「英文解釈の技術100」は、圧倒的高みに到達したい全ての英語学習者におススメできる参考書です。
ここまでを完璧にすることで、付け焼刃でない、一生あなたの役に立つ英語能力を獲得できます。
「英文解釈の技術100」を使って、一生モノの英語力を身につけましょう!!
英単語帳の超定番!「ターゲット1900」のレベル・使い方を紹介!!
「ターゲット1900」、大学受験性の定番の単語帳ですよね!多くの受験生が使っているのを見ます。
ターゲット1900を使っている人の中には次のような疑問をお持ちの人もいると思います。
「ターゲット1900」の効率的な使い方ってあるの?
「ターゲット1900」で勉強してるんだけど、どのレベルの大学まで対応できるの?マスターしても意外と到達レベルが低かったらイヤだな~。
この記事では、上のような疑問をお持ちの人に向けて、「ターゲット1900」の使い方やレベルを到達紹介します。
- 「ターゲット1900」の概要
- 「ターゲット1900」の到達レベル
- 「ターゲット1900」に取り組んでよい人
- 「ターゲット1900」のメリット
- 「ターゲット1900」のデメリット
- 「ターゲット1900」の使い方
- 「ターゲット1900」の次
- 「ターゲット1900」のまとめ
「ターゲット1900」の概要
「ターゲット1900」は、典型的な単語列挙型の英単語帳です。
「ターゲット1900」の特徴は「極めてシンプルな構成」です。「英単語」の隣に「日本語の意味」が記載されています。この「シンプルな構成」なため、余計なことに気を取られることなく、「英単語の暗記」に集中できます。
「ターゲット1900」はPart1~3の3部構成となっています。Part1では、比較的やさしめの英単語が記載されていますが、Part3では、かなりレベルの高い英単語が記載されています。
したがって、「ターゲット1900」1冊で、標準~応用レベルの英単語帳を学ぶことができます。
「ターゲット1900」の到達レベル
上で述べたように「ターゲット1900」は3部構成となっています。各Partで難易度と到達レベルが異なります。各パートをマスターした場合の到達レベルは次のようになります。
このように、Part3までマスターすれば、東大・京大・早慶にギリギリ通用するレベルの英単語力が身につきます。
早慶や東大レベルの英単語力は不要、オーバースペックだ!
という人は、自分の受ける大学のレベルに合わせて、どのPartまで学習するか選択してください。
「ターゲット1900」に取り組んでよい人
「ターゲット1900」に取り組んでよい人は次の条件のうち2以上を満たす人です。
上の条件のうち、1以下しか満たせていない人は次の単語帳から1つ選んで勉強しましょう。
「ターゲット1900」はかなりレベルの高い英単語帳ですので、
Part1の英単語でさえ、1つも知っている単語がない・・・
という方は、基礎英単語が抜けすぎていると思われます。そうひった人は、背伸びせずに、上の英単語帳から1冊選んで勉強しましょう。「ターゲット1200」は「ターゲット1900」と同じ構成なので、シンプルな構成の単語帳が好きな人には特におすすめです。
*「ターゲット1900」の前に姉妹書の「ターゲット1400」に取り組む人もいますが、「ターゲット1400」と「ターゲット1900」には重複している英単語が多いです。そのため「ターゲット1900」の前に取り組単語帳として、「ターゲット1400」を選択することは個人的にはあまりおススメしません。
「ターゲット1900」のメリット
シンプルな構成で周回しやすい
列強型単語帳のメリットでもあるんですが、「ターゲット1900」は極めてシンプルな構成なので、例文型や長文読解型の単語帳に比べて、高速で学習可能です。
「英単語力」を上げるためには「どれだけ周回したか」がとても重要です。「ターゲット1900」はこの「周回」がやりやすいので、単語力を一気に向上できます。
カバー範囲が広い
上で述べたように、「ターゲット1900」は共通テストレベル~東大・京大・早慶レベルまでカバーできます。
1冊で、ここまで広範囲をカバーできる単語帳は珍しいので大変おススメです。
必要なレベルの単語力のみを学習できる
「ターゲット1900」はPartごとにレベルが分かれていますので、自分の必要な単語力に合わせて、どのPartまで学習するか選択できます。
必要な単語力だけを選択して学習できるので大変効率の良い学習ができます。
例文がある
「ターゲット1900」には、各単語に例文が記載されています。この例文を読むことで、「英単語の使われ方」も学習できます。
実際の試験では、英単語が単体で出題されることはなく、必ず英文で出題されます。そのため、「英単語の使われ方」を確認しておくことは、大変重要です。
音声がある
「ターゲット1900」は、音声ファイルをダウンロードできます。音声を使うことで、耳からも英単語を学習できるため、定着が良くなります。
「ターゲット1900」を使う際は、かならず音声も併用すようにしましょう。
「ターゲット1900」のデメリット
飽きやすい
単語力向上には「英単語帳の周回」が必須です。しかし、「ターゲット1900」はシンプルな構成のため「周回」していると飽きやすいです。
飽きて周回をやめてしまうと単語力は全く向上しませんので、踏ん張って周回しましょう。
熟語には少し弱め
「ターゲット1900」は英単語のカバー範囲は広いのですが、英熟語のカバー範囲はあまり広くありません。
そのため、「英熟語」は別の参考書を使って、補強しておくことをおすすめします。おススメは「速読英熟語」です。
「ターゲット1900」の使い方
ターゲットのおすすめの使い方は次のようになります。
どのPartまで取り組むか決める
「ターゲット1900」はPartごとにレベルが分かれていますので、自分の必要な単語力に合わせて、どのPartまで学習するか決めてください。
例えば、最難関大学を受験する方はPart3まで、共通テストのみ受験する人は、Part1までといった具合です。
左のページの英単語を見て、右のページの日本語訳を見る(1~2秒程度)
有名な方法ですが、英単語を一秒見て、日本語訳を一秒見る。テンポよくバンバン進めていきましょう。
1日で1語目~300語までを4~5周する
人間の脳は1日に4回も5回も目にするものを重要なことだと認識し、記憶しようとします。脳のそういった特性を利用し、単語を記憶をするために、1日に300語程度を4回以上目にする機会を作ってあげます。
1日に300語を1回づつ見るというやり方はNGで、必ず4回以上周回しましょう。
こうすれば、意識しなくても、大体の英単語を勝手に覚えてしまうと思います。1日に300語も進めるとなると、大変に感じてしまうかもしれませんが、意外と短時間でこなすことができます。
次の日は、301語目~600語目までを同様に4~5周する
次の日も、①と同様の手順で301語目~600語までに取り組みます。
同様の手順で最後まで取り組む
このような手順で、単語帳の最後までやり切りましょう。最後の方は、単語数が増減すると思いますが、うまいこと調整してください。
2周目以降は1日当たりの量を500語程度に増やし、周回する
長期記憶(忘れない記憶)にするために、同様の方法で単語帳を何十周もしましょう。
そして仕上げに、索引を使って日本語訳のテストをしましょう。この際に覚えていなかった単語は、あなたにとって、苦手な単語です。
この単語たちは紙に書き写して、壁にでも貼っておいて、毎日確認するようにしましょう。
①~⑥のやり方で、1ヶ月程度周回すれば、勝手に英単語が頭の中に入っていると思います。
英単語の効率的な暗記方法については次の記事で詳しく説明していますので、是非ご覧ください。
「ターゲット1900」の次
大学受験の場合
「ターゲット1900」だけでも、ほぼ十分なのですが、東大・京大・早慶クラスには、ギリギリ太刀打ちできるレベルです。
東大・京大・早慶クラスにも十分通用するレベルまで単語力を上げたい人は、次の単語帳をおすすめします。
受験する大学に合わせて、上の中から適切な単語帳を選びましょう。例えば、東大志望なら「鉄壁」、京大志望なら「速読英単語・上級編」、早慶志望なら「パス単」がおススメです。
TOEICの場合
「ターゲット1400」をマスターすれば、基本英単語は完璧になります。そのため、TOEICに頻出のビジネス英単語を覚えていきましょう。
TOEIC受験用の英単語帳として、最もおすすめなものは次の「金のセンテンス」です。
「金のセンテンス」の詳細な使い方は下の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
英検の場合
英検においては2級程度まで「ターゲット1400」で対応できると思います。ただし、英検は語彙力がものをいう試験ですので、確実に合格したい人「パス単シリーズ」をおすすめします。
「パス単準1級」の詳細な使い方は下の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
「ターゲット1900」のまとめ
「ターゲット1900」は標準から応用レベルの英単語を網羅できる大変優れた英単語帳です。
英単語帳はボロボロになるまで周回してこそ、力になります。
「ターゲット1900」はボロボロになるまで周回する価値のある単語帳です。「ターゲット1900」を極めて、大学受験を乗り切りましょう。
【中級者向け英文法問題集】中級者におすすめの英文法問題集を3種類に厳選!それぞれの特徴も紹介!
大学受験やTOEICなどに向けて、勉強を開始した人の中には、
初級レベルの英文法はマスターしたぜ!
講義系の英文法参考書と初級レベルの文法問題集は一通り学び終わった!次は何をしたらよいのかな~??
という人も多いと思います。こういった人は、中級レベルの英文法問題集に取り組みましょう!
早慶などの意味不明な難易度の問題を出題する大学を受験する人以外は、中級レベルの英文法書をマスターすれば「英文法」の学習は完了です。
早慶のような超高難度の文法問題を出題する大学を受験する人は、別途対策が必要です。このような高難易度の文法を日常会話はもちろん、TOEICや英検でも見たことないです。
なので、国立大学(難関大学含む)やTOEICや英検を受験する場合は、今回紹介する中級レベルの英文法をマスターしておけばOKです。
この記事では、必ず力のつく「中級者向けの英文法問題集」と「英文法の参考書と問題集の使い方」を紹介します。
「中級者」の英文法勉強法の鉄則
「英文法」を習得するためには、次の2つのプロセスを踏む必要があります。
「英文法のインプット」は、解説中心の英文法の参考書を使って、「英文法のルールを理解する」プロセスです。「英文法のアウトプット」は、問題集を使って「英文法を使う練習をする」プロセスです。
初級者の段階では、①「英文法のインプット」→②「英文法のアウトプット」の順に勉強する必要があります(詳しくは上の「初心者のための英文法勉強法とおススメの参考書の紹介」の記事参照)。
「基本はだいたい習得した」という中級者の人は、問題集を使って「アウトプットしながら、知らなかった英文法を、その都度覚えていく」というのが効率が良いです。
以降では、中級者におすすめの問題集と、調べる用の「英文法辞書」を紹介します。
中級者向けの英文法問題集
上で述べたように、英文法中級者は、「問題集」を解いていき、知らない英文法をそのたびに覚えいくと効率が良いです。
その問題集としては、次のうちから1つ選んで勉強してください。
「ポラリス」は詳しい文法事項の説明と問題集がセットになっている問題集です。
問題に入る前に、かなり詳しい文法事項の説明があり、その後に問題を解いていくといったスタイルです。これまで勉強した内容を復習しつつ、問題を解くことができるため特におすすめです。
レベル②、③が中級向けの問題集です。レベル②は必ずマスターしてください。レベル③もできればマスターして欲しいです。
レベル③までマスターすれば、難関国立大学、TOEIC、英検に十分対応できる英文法力が身につきます。
手の行き届いた問題集であるため、個人的には最もおススメです。
ちなみに、レベル③までマスターしても、早慶のような超高難易度の英文法問題には対応できないと思います。
レベル別問題集
「レベル別問題集」はレベルが①~⑥まで細かく分かれています。中級向けはレベル③~になります。レベル⑤までマスターしてください。冊数が多いため、大変に感じるかもしれませんが、薄い問題集なので、そこまで大変じゃありません。
ただし、解説がそこまで詳しくないので、解説を読んでも理解できない部分も出てくると思います。そのため、わらないところが出てきた場合は、次に紹介する「英文法辞書」やネットの情報を使って納得できるまで調べるようにしましょう。
ちなみに、レベル⑥までマスターしたところで早慶のような超高難易度の英文法問題には対応できないと思います。
ネクステ系問題集
王道の「網羅系問題集」です。問題量が多いですが、やり切れば抜けのない力が付きます。
ただし、分量が最も多いため、挫折率が高いことと、解説が全然詳しくないことがネックです。
*「Next Stage」でなくとも、「Vintage」などの同様の網羅系問題集でももちろん構いません。
これら問題集は1周しただけでは、ほとんど身につきません。最低でも3周はして、確実に身につけましょう!
また、ここで紹介した「中級レベルの問題集」を解いていると知らない英文法や用法が出てくると思います。
そんな時は、「解説を熟読する」または「英文法辞書を使って調べる」といことをやりましょう。この際、しっかり納得できるまで調べましょう。納得できて初めて、あなたの英文法力は向上します!
1冊は持っておきたい英文法辞書
英文法を学んでいくと、必ずわからないところが出てきます。そんな時のために、疑問点を調べることができる「英文法の辞書」が手元にあると便利です。
以下に、手元に持っておきたい代表的な「英文法の辞書」を紹介します。
英文法は曖昧な部分を残したまま、勉強を続けても成長しません。なので、これらのうち1冊を手元に置いておいて、解らないことが出てきたら調べる癖をつけておきましょう。
特に「一億人の英文法」はイラストも多く、ネイティブの「英語のとらえ方」が解説されており、大変分かりやすく、おススメです。
*上記の英文法辞書は、私が使ったことのあるもです。それ以外の英文法辞書(beなど)をお持ちの方は、もちろんそれで構いません。わざわざ買いなおす必要はありません。
まだ「英文法辞書」をお持ちでない方は、上記の3冊のうちから選んでおけば間違いありませんので、参考にしてください。
「英文法参考書・問題集」に取り組む上での注意点
英単語帳を上記のルートで勉強する人に、注意点があります。
「ネクステ系問題集」は網羅性が高いって聞いたから選んだけど、あんまり周回できなかった・・・。
となると、英文法力は身につきません。同じレベル帯の英単語帳を使った場合、到達レベルはほとんど変わりません。
成績に差がつくのは「その英文法問題集をどれだけ一生懸命周回したか」だけです。
なので、網羅性だけでなく、周回しやすさをしっかり考慮した上で、問題集を選びましょう!後で後悔しないように、問題集の情報を集めて、自分でじっくり考えた上で使用する問題集を決めてください。
大学受験用英単語帳ルートのまとめ
英文法力は、英語を勉強する上で「必須の力」でありながら、「今後の伸びを決める部分」でもあります。
「英文法」を身につけずして、英語力は伸びません。「英文法」をしっかり身につけた人が最終的に英語を極めます。
今回紹介した参考書ルートで、どんな試験にも通用する「英文法力」を身につけましょう!
【英文解釈】TOEICにおすすめの英文解釈書とルートの紹介!
TOEICで高スコアを取るために「英単語は結構覚えた!」「英文法もだいたい習得した!」という人もいると思います。
こういった人は、次に「英文解釈」に取り組むと「英語力」が向上します。
でも、ときどき
英文解釈とかいらなくね?
という人がいますが、全くそんなことはないです。
「英文解釈力」を身につけると、速読力が向上し、英文の内容をより正確に把握できるようになります。
TOEICでは、比較的簡単な英文を高速で読み、正確に内容を把握する力が求められます。「英文解釈力」なしでは、内容を正確に掴みつつ、英文を速く読むことができません。そのため、TOEICで高スコアを取ることが難しくなります。
TOEIC高スコア保持者は当たり前のように「英文解釈」の勉強をしています。
「英文解釈力」を身につければ、英文の内容をより正確に把握できるようになだけじゃなく、「リスニング力」も向上します。
しかし、
英文解釈ってどうやって勉強したらよいの?
って人も多いのも事実です。
そこで、今回、TOEIC向けのおすすめ英文解釈の参考書、使い方、ルートを紹介します。
英文解釈を勉強する前に
「英文解釈」は、英文の主語、動詞、修飾語などの「英文の骨格」を確定させながら読んでいく技術です。そのため、動詞の働き方や修飾語(関係代名詞など)の定義をしっかり理解していないと、英文解釈が行えません。
なので、「英文解釈」に取り組むには、最低限の「単語力」と「文法力」を学んでおきましょう。
最低限の単語力と文法力って?
という人は、下の記事を参考に「基礎英単語」と「英文法」を習得してください。
超初級レベル
この英文解釈の超初級レベルは、次のような人のみ取り組んでください。
「英文解釈」って何?
中学レベルも怪しいから、復習もかねて「英文解釈」を勉強したい。
このような人は、次の参考書から1つ選んで勉強してください。
中学レベルはさすがに大丈夫!
という人はこの段階は飛ばしても問題ないです。
初級レベル
超初級レベルの英文解釈をマスターした人は、以下のうちから、1つ選んで勉強してください。
これらの参考書の問題は、解釈できない問題があってはいけないレベルです。でも、実際に取り組んでみるとわかりますが、意外と解けない問題があると思います。
このレベル帯の「英文解釈」をマスターすれば、TOEICの長文は、ほとんど全て読解できるようになります。
「英文読解入門 基本はここだ!」は、下の記事で紹介していますので、良ければご覧ください。
中級レベル
初級レベルを学び終えた人には、次の「基礎英文解釈の技術100」がおススメです。
このレベルをマスターすれば、TOEICの英語長文を余裕をもって読めるようになります。TOEIC高スコア保持者は、例外なくこのレベルをマスターしています。
この参考書では、英文解釈に必要な技術が100個詰め込まれています。1つも余すことなくすべての技術を自分のものにしましょう。
完璧にマスターするのは大変ですが、頑張って取り組みましょう。
「基礎英文解釈の技術100」は、下の記事で紹介していますので、良ければご覧ください。
英文解釈の参考書ルートを取り組む上での注意点
英文解釈を上記のルートで勉強する人に、注意点があります。
「基本はここだ!」を途中まで勉強したけど、知り合いが「入門英文解釈の技術70」を使ってるから、「入門英文解釈の技術70」に乗り換えよう。
みたいなことを繰り返すと、英語力が上がらないし、TOEIC高スコアは遠のきます。
基本的には「コレ!」と決めたらマスターするまで別の参考書に乗り換えないことをおススメします。
「乗り換え」が許されるのは、今使っている参考書の解説が、どうしても自分に合わず、別の参考書の解説は自分にドンピシャ!みたいな場合のみだと考えておいてください。
「乗り換え」しないで済むように、参考書の情報を集めて、自分でじっくり考えた上で参考書ルートを決めてください。
英文解釈の勉強方法
英文解釈の勉強方法はつの手順で取り組んでください。
自力で「SVOCM」を振れるようになる
上記の参考書を学習する際は、1ページ目から順に解いていけば良いです。
本書の目的は英文解釈力の向上にありますので、フィーリングで英文を読んでも全く意味がありません。例えば、問題文を読む際には、「主語がここで、動詞がここで、この目的語には関係詞がこういう風に修飾して〜」というふうに、正確に英文の構造を把握してください。これを曖昧なまま勉強進めても本書から得られるものはほとんどありません。
学習の際には、英文をコピーする、またはノートに書くなどした後に、「SVOCM」を自分で振れるようになるまで勉強してください。
音読を繰り返す
続いて、音読です。英文構造を意識しつつ、また、英文の内容・情景をイメージしながら音読を繰り返してください。
30回以上音読すれば、自然と内容や「SVOCM」の振り方が頭に入ります。
CDなどの音源がある場合は、オーバーラッピングとシャドーイングを行ってください。これをやることで、英文を読んだときに、日本語を介さず英語のまま理解できるようになります。こうなれば、自然とリスニング力と英作文も向上します。
「音読」のやり方の詳細は下の記事で紹介しています。
また、参考書を1周解いただけで満足しないでください。最低でも3周以上はしてください。理想は5回以上です。
TOEIC向け英文解釈の参考書ルートのまとめ
「英文解釈力」は、TOEICのスコアを1段上げるための武器になります。しかも。「英文解釈力」身につけておくと、英会話や英検にも応用がききます。
つまり「英文解釈力」は、付け焼刃ではない一生モノのスキルです。
今回紹介した参考書ルートで「英文解釈力」を身につけ、TOEICのスコアを上げつつ一生使える「英文解釈書力」を身につけましょう。
【英文法書8選】初心者におすすめの英文法の参考書・問題集とルートの紹介!
英語を話せるようになりたい!
TOEICで高スコアを取ったり、英検を取得したい!
という人も多いと思います。英語を効率的に学ぶ上で、「英文法」の学習は必須です。
次のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
本屋には英文法書が多すぎて、どれを使えばよいのかわからない・・。
英文法なんて勉強したことないから、何から始めていいかわからない・・・。
こんな悩みを抱えている人も大丈夫です。適切な英文法書を使って、適切な方法で勉強すれば、誰でも必ず英文法力は向上します。
この記事では、必ず力のつく「初心者向けの英文法参考書・問題集とルート」と「英文法の参考書と問題集の使い方」を紹介します。
- 「英文法の勉強法」の鉄則
- ルート① インプット用の英文法書(超初級レベル)
- ルート② インプット用の英文法書(初級~中級レベル)
- ルート③ 英文法問題集(アウトプット用)
- 1冊は持っておきたい英文法辞書
- 「英文法参考書・問題集」に取り組む上での注意点
- 大学受験用英単語帳ルートのまとめ
「英文法の勉強法」の鉄則
「英文法」を習得するためには、次の2つのプロセスを踏む必要があります。
「英文法のインプット」は、解説中心の英文法の参考書を使って、「英文法のルールを理解する」プロセスです。「英文法のアウトプット」は、問題集を使って「英文法を使う練習をする」プロセスです。
初学者の中には、「英文法のインプット」をして満足している人を良く見かけます。これでは、英文法力は養われません。「理解する」と「使える」の間には大きな隔たりがあります。そのため、必ず、「英文法のインプット」した後には「英文法のアウトプット」を練習する必要があります。
以降の参考書ルートでは、初心者向けの「英文法のインプット」におすすめの参考書と「英文法のアウトプット」におすすめの問題集を紹介します。
ルート① インプット用の英文法書(超初級レベル)
最初の1冊目の英文法書として、次の参考書をおすすめします。
この超初級レベルは、次のような人のみ取り組んでください。
英語の勉強は全くやったことないんだけど・・・。
中学レベルも怪しいから、復習もかねて基礎の英文法も勉強したい。
「中学レベルは絶対大丈夫」という人はこの段階は飛ばしても問題ないです。
ただし、中学レベルの英語は、これから高度な英語を学んでいく上での「土台」になります。どんなに高難易度の英語を学んでも、この「土台」がしっかりしていないと、総崩れになります。なので、少しでも中学レベルの英語に不安がある方は、念のため、本書を勉強しておくことをおすすめします。
経験上「中学レベルは余裕!」という人に限って、「三単現のs」や「現在完了」の使い方が曖昧だったりします。中学レベルの英語は意外と奥深いので、侮らないようにしましょう。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の詳しい使い方は、下の記事を参照ください。
ルート② インプット用の英文法書(初級~中級レベル)
中学レベルをマスターした人には、次の英文法書をおすすめします。以下のうちから1つ選んで勉強してください。
このレベルの英文法書までマスターすれば、高校基礎レベルの英文法まで一通り網羅できます。
この段階までマスターすれば、基礎レベルの英文法の「インプット」は完了です。次の段階から、問題集を使って「アウトプット」の練習に取り組みましょう。
「大岩のいちばんはじめの英文法」の詳しい使い方は、下の記事を参照ください。
ルート③ 英文法問題集(アウトプット用)
繰り返しになりますが、英文法は「インプット」しただけでは力がつきません。ルート②までマスターした後は、ここで紹介する問題集を使って「アウトプット」を行い「使える英文法力」を身につけましょう!
注意点として、これらの参考書にはレベルがあります。なので、まずは背伸びせず低いレベルの問題集から取り組むことをおすすめします。
「ポラリス」は詳しい文法事項の解説と問題がセットになっている問題集です。
問題に入る前に、詳しい文法事項の解説があり、その後に問題を解いていくといったスタイルです。これまで勉強した内容を復習しつつ、問題を解くことができるため特におすすめです。
レベル①の問題が解けるようになれば、基礎英文法は完成します。
レベル別問題集
「レベル別問題集」はレベルが①~⑥まで細かく分かれています。まずはレベル①から取り組み完璧にマスターしましょう。余力があれば、レベル③までマスターすれば基礎から標準レベルの英文法を網羅できます。
また、「レベル別問題集」は、薄い問題集であり、挫折率が低いといったメリットがあります。
しかし、薄い問題集のため、解説がそこまで詳しくないので、解説を読んでも理解できない部分も出てくると思います。そのため、わらないところが出てきた場合は、次に紹介する「英文法辞書」やネットの情報を使って納得できるまで調べるようにしましょう。
「インプット」の後は、これらの問題集で「アウトプット」の練習をして、英文法を「使える」ようにする必要がありますが、これら問題集は1周しただけでは、「使える」ようにはなりません。。最低でも3周はして、確実に身につけましょう!できれば、5周はしてほしいところです。
1冊は持っておきたい英文法辞書
英文法を学んでいくと、必ずわからないところが出てきます。そんな時のために、疑問点を調べることができる「英文法の辞書」が手元にあると便利です。
以下に、手元に持っておきたい代表的な「英文法の辞書」を紹介します。
英文法は曖昧な部分を残したまま、勉強を続けても成長しません。なので、これらのうち1冊を手元に置いておいて、解らないことが出てきたら調べる癖をつけておきましょう。
特に「一億人の英文法」はイラストも多く、ネイティブの「英語のとらえ方」が解説されており、大変分かりやすく、おススメです。
*上記の英文法辞書は、私が使ったことのあるもです。それ以外の英文法辞書(beなど)をお持ちの方は、もちろんそれで構いません。わざわざ買いなおす必要はありません。
まだ「英文法辞書」をお持ちでない方は、上記の3冊のうちから選んでおけば間違いありませんので、参考にしてください。
「英文法参考書・問題集」に取り組む上での注意点
英単語帳を上記のルートで勉強する人に、注意点があります。
「レベル別問題集」を途中まで勉強したけど、「ポラリス」が良いってネットで見た!だから、「ポラリス」に乗り換えようかな~。
みたいなことを繰り返すと、英文法力は身につきません。同じレベル帯の英単語帳を使った場合、到達レベルはほとんど変わりません。
成績に差がつくのは「その英文法書をどれだけ一生懸命周回したか」だけです。
基本的には「コレ!」と決めたらマスターするまで別の参考書に乗り換えないことをおススメします。
「乗り換え」しないで済むように、英文法書の情報を集めて、自分でじっくり考えた上で使用する英文法書を決めてください。
大学受験用英単語帳ルートのまとめ
英文法力は、英語を勉強する上で「必須の力」でありながら、「今後の伸びを決める部分」でもあります。
「英文法」を身につけずして、英語力は伸びません。「英文法」をしっかり身につけた人が最終的に英語を極めます。
今回紹介した参考書ルートで、ゆるぎない「英文法力」を身につけましょう!
最もわかりやすい基礎レベルの参考書!「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の使い方・レベルを紹介!
英語をもう一度学び直したいという方も多いと思います。
でも
英語の授業は寝て過ごした
英語の勉強なんてしたことない…。でも、いつか英語を話せるようになりたい!
という人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな人に向けて、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」を紹介します。
中学レベルの英語は、これから高度な英語を学んでいく上での「土台」になります。
どんなに高難易度の英語を学んでも、この「土台」がしっかりしていないと、総崩れになります。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」では、中学3年間で習う英語を「0」からわかりやすく解説してくれるものです。
そのため、英語を「0」から学びたい人、英語を学び直したい人は、まず「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」で中学レベルの英語を学習・確認することをおすすめします。
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の概要
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」のメリット
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」のデメリット
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の使い方①
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の使い方②
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の次
- 「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」のまとめ
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の概要
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は、中学3年間で習う英語を「0」からわかりやすく解説してくれるものです。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は、本当に英語を「0」から説明してくれいます。「be動詞」といった超基礎事項まで解説してくれいています。
なので、英語を全く学んだことない初心者でも安心して使うことができます。
また、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は、1回分の講義が見開き1ページで構成されており、左ページに解説が、右ページに問題があります。
1回分が見開き1ページになっているため、大変使いやすいです。
私の知る限り、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」よりわかりやすく英語を説明してくれている参考書は他にないと思います。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」のメリット
説明がわかりやすい
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」はタイトル通り、説明がとてもわかりやすく、英語が全くわからない人でも理解できるようになっています。
英語を、ここまでわかりやすく説明してくれる参考書は他にないので、英語を全く学んだことのない人でも安心して使用することができます。
イラストが多い
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は、イラストがたくさん使われています。なので、視覚的にも英語が理解できます。
英語初心者が、文章だけの解説の参考書に取り組んでも、途中で挫折すると思います。
そもそも、文章ばかりの参考書を平気で読みこなす人の中に「英語が苦手」という人は、ほとんどいないと思います。
この点からも「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は英語初心者や英語が苦手な人にも使いやすいものだと思います。
中学3年間分の英語を完全に網羅している
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は超基礎事項から解説されていますが、やりきれば中学3年間の英語を完全に網羅できます。
中学英語は、これから高度な英語を学んでいく上での「土台」になるので、1冊で、その「土台」を作ることができるというのは魅力ですよね?
見開き1ページ構成されいるので使いやすい
本書は、1回分の講義が見開き1ページで構成されているため、前のページに戻ったりすることが少なくなります。
初心者にとって、「この1ページに集中すればよい」というのは、意識が他に散りにくくなり、学習効率を大きく高めてくれます。
そのため、見開き1ページという構成は大変使いやすいです。
音声がある
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」には、練習問題の音源が付いています。英語を効率よく身につけるにはに、デキストを「目で読む」だけでなく、「耳で聞く」、「口で発音する」ということが必要不可欠です。
「耳で聞く」、「口で発音する」を練習するには、音声を使った「音読」が1番効果的です。音源があれば、こういった「音読」がやりやすくなるので、学習効率が大きく向上します。
ときどき、英語初心者や苦手な人の中に「テキストを読む」「問題を解く」だけの人を見かけます。正直これだけだと、英語を使えるようにはなりません。「音読」に取り組みましょう。「音読」の効果は絶大です。
以下で、音読のやり方や効果を解説しているので、合わせてご覧ください。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」のデメリット
高度な英語には対応できない
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は、中学英語を基礎から学ぶためのものです。
なので、大学受験に出題されるような高難易度の問題が解けるようにはなりません。あくまで、英語の基礎を学んだり、確認したりするためのものであると割り切って使う必要があります。
既に知っている単元も多く含まれる
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は、中学英語を基礎から解説してくれるものですので、
さすがに「be動詞」は知ってるわ~
みたいな単元もあると思います。
なので、こういった明らかに知ってる内容は飛ばすなどして、臨機応変に使う必要があります。
量が多い
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は、中学英語を基礎から学ぶためのものなので、分量がとても多いです。
英語を「0」から学ぶ人にとっては、学ぶ内容が多く、時間がかかってしまいます。英語初心者は「ここが全ての土台になる!土台は大切だから、しっかりやり切ろう!」と考えて、根気強く取り組みましょう。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の使い方①
まずは、英語を「0」から学ぶ人におススメの使い方を紹介します。
基本的に最初のページから取り組んでいきます。左ページの「解説」を読み、右ページの「問題」を解いていきます。この際、解けなかった問題はチェックしておきましょう。
もちろん、解けなかった問題については、左の解説ページをもう一度読んで、「なぜ解けなかったのか」を、理解しましょう。
全範囲終わったら、周回しましょう。「中学英語をもう一度一つ一つわかりやすく丁寧に」の内容を1周だけでが完全に吸収できる人はいません。なので、周回は必要不可欠です。
基本的には1周目で間違った問題のみでも構わないので、3周以上は周回しましょう。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の使い方②
「英語」はある程度学んだことあるけど、念のため確認したい
という人向けの使い方を紹介します。
一度、英語を学んだことがある人が「既に知っている内容」をもう一度丁寧に勉強するのは、時間効率が悪いです。既に知っている単元は確認する程度で十分です。
そのため、最初に全範囲にざっと目を通しおき、「自身のある単元」はスキップできるようにしましょう
ざっと目を通すときは、ざっくりその単元の内容を確認する程度で十分です。最悪、単元の「タイトル」だけみて、内容がわかるか確認していくだけでも構いません。
飛ばしても良い単元が判断できたら、後は「使い方①」と同様の手順で取り組んでください。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の次
この「大岩のいちばんはじめの英文法」まで取り組めば、高校基礎レベルの英文法まで一通り網羅できます。
高校基礎レベルの英文法まで抑えることができれば、後は自分の求める英語力に合わせた勉強をやっていくだけになります。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」のまとめ
最初に述べたように、中学英語は「英語の土台」になります。土台がしっかりしてないと、どんなに難しい英語を学んでも、すぐに崩れていきます。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」は土台作りに最適の参考書です。
本書を使って高難易度の英語を学ぶベースを作っていきましょう。
「金のセンテンス」リスニング対策のための使い方の紹介!
「金のセンテンス」は大変有名な参考書ですね!
既に持っていて、長文を読みながら単語をガンガン覚えている人も多いと思います。
「金のセンテンス」はとても有用な単語帳です。
じつは「金のセンテンス」は単語暗記専用ではなく、使い方次第でリスニングの対策もできてしまいます。
単語力を上げつつ、リスニング力も向上できるとなると、すごくお得な感じがしちゃいますよね?
今回は、「金のセンテンス」の単語を覚えつつ、リスニング力も鍛えられる使い方を紹介します。
- 「金のセンテンス」の概要
- 「金のセンテンス」を使ったリスニング強化方法
- リスニング対策「金のセンテンス」のメリット
- リスニング対策「金のセンテンス」のデメリット
- リスニング対策「金のセンテンス」の到達レベル
- リスニング対策「金のセンテンス」のまとめ
「金のセンテンス」の概要
「金のセンテンス」は例文暗記型の英単語帳です。簡単に概要を述べると「金のセンテンス」には360個の例文(センテンス)が載っており、この例文ごと暗記するというのが基本的な使い方になります。
このセンテンスは、TOEICのリスニングパートでも「全く同じ例文」がバンバン出てきます。リスニング中に聞いたことのあるセンテンスが出てくると、文意や内容把握のハードルがめちゃめちゃ下がります。
そのため、「金のセンテンス」の例文を暗記しておけば、リスニングの対策にもなります!
「金のセンテンス」の詳細な概要は下の記事をご覧ください。
「金のセンテンス」を使ったリスニング強化方法
具体的な使い方は、次のようになります。
「金のセンテンス」の例文を精読する
実際に、「金のセンテンス」の例文を読んでください。この際、解らない単語は下の単語リストで確認してください。
また、例文の構造は完璧に把握してください。わからなければ、文法書を使って確認してください。
ここをテキトーにやるとほとんど力が付かないので、必ず納得できるまで確認してください。
例文を音読する
「金のセンテンス」の例文を見ながら、構文を把握しつつ、情景や内容をイメージしながら最低10回は音読してください。
最初は、自分が構文と内容を理解できるスピードで読んでください。回数を重ねるごとに、スピードを速くするように意識してください。
スピードを上げ過ぎて、意味が理解できなかったら何の意味もないので「内容が理解できる最高のスピード」で音読してください。
音声を使ってオーバーラッピング(20回程度)
次は、音声をダウンロードし、20回オーバーラッピングをしてください。最初は例文を見ていても、詰まる部分も多いかと思います。20回程度オーバーラッピングをおこなえば、詰まることなくオーバーラッピングできるようになると思います。
20回でオーバーラッピングできなければ、できるようになるまで繰り返してください。
最終的には自分の口になじむまでオーバーラッピングを繰り返してください。
シャドーイング(できるようになるまで)
最後の関門のシャドーイングです。英語学習において「シャドーイングできるようになる」とうのが1つの目標です。
シャドーイングできるようになれば英語脳が頭の中に形成されますので、英語力が大きく向上します
シャドーイングまでできるようになれば、単語や構文が頭の中に入っていると思います!
音読は、最強の勉強法なので大変おススメです。
リスニング対策「金のセンテンス」のメリット
TOEICのスコアが爆上がりする
最初に述べたように、「金のセンテンス」の例文と全く同じ文が、TOEICのリスニングパートに多く登場します。
そのため、「文意や内容把握」が容易になり、スコアが大きく上がります。
TOEIC用の英単語も覚えられる
「金のセンテンス」は元々英単語暗記用の参考書ですので、音読を通して学習しておけば、自然と英単語も頭に入ります。
「語彙力」と「リスニング力」を同時に向上できるので大変コスパの良い参考書になります。
リスニング対策「金のセンテンス」のデメリット
基本英単語は知ってる前提
「金のセンテンス」の例文を読んで理解するためには、基本的な英単語は記憶していることが前提になります。最低でも中学レベルの英単語は完璧でないと「金のセンテンス」を使用するのは難しいです。
文法も知っている前提
「金のセンテンス」の例文を読んで理解するためには、基本的な英文法も習得していることが前提になります。
最低でも中学レベルの英単語は完璧でないと「金のセンテンス」を使用するのは難しいです。
設問がない
実際のリスニング試験では、長文を聞いた後に設問に答えることになりますが、「金のセンテンス」は設問があるわけではないので、正しい解答を選ぶ力の向上にはつながりません。
「金のセンテンス」の後に、設問がある「公式問題集」などで、正しい選択肢を選ぶ練習をする必要があります。
とはいっても、「金のセンテンス」を、この記事で紹介した方法でマスターした後であれば、「公式問題集」のリスニングパートを極めることも簡単だと思います。
TOEIC以外の試験にはおすすめできない
「金のセンテンス」は、TOEICテストで高得点を取ることに焦点を当てた問題集です。
そのため、大学受験、英検などのTOEIC以外の試験でを受ける人にはおススメしません。そういった試験を受ける人は、その試験で効率よく点数を取るためのリスニング対策するべきです。
リスニング対策「金のセンテンス」の到達レベル
「金のセンテンス」の後に、「公式問題集」で別途対策をすることが前提ですが、到達点は以下のようになります。
・TOEICのリスニングセクションで400点以上
「金のセンテンス」の後に、「TOEIC公式問題集」でリスニング対策をおこなえば、400点以上はほぼ間違いなく取れます。
リスニング対策「金のセンテンス」のまとめ
TOEICにおいては、「英単語力」は当然のこと「リスニング力」の重要性も高いです。
「金のセンテンス」は、正しく使えば「英単語力」をあげつつ「リスニング力」も向上できるとても有用な単語帳です。音読を通して学習すれば、誰でも必ず「英単語力」と「リスニング力」を向上できます!
今回の記事を参考に、是非「金のセンテンス」をマスターしてください。