英単語を覚えられない人必見!単語帳のタイプ別効率的な英単語の覚え方!!
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英語の力を決定づけるいちばん大きな要因は「英単語力」です!何度でも言います!一番大切なのは「英単語力」です!!
でも、英単語の暗記って大変ですよね?
英単語をなかなか覚えられない・・・・・・。
覚えたと思っても、しばらくすると忘れてしまう・・・。
こんな声が聞こえてきそうです。
私も英単語の暗記には悩まされ続けました。色々な方法を試行錯誤しました。今回は、色々な方法を試した結果、最も効果がある暗記方法をご紹介します。
もちろん、私だけの経験ではなく、実際に私が指導した方々にも効果が高かった「万人」に効果的な暗記方法のため、すべての英語学習者におススメできる暗記方法となっています。
- 英単語帳の種類について
- 効率的な英単語暗記方法の基本①
- 効率的な英単語暗記方法の基本②
- レベル別 おすすめの英単語帳タイプ
- 単語列挙型単語帳での単語の覚え方
- 例文暗記型単語帳での単語の覚え方
- 長文読解型単語帳での単語の覚え方
- どうしても覚えられない英単語の勉強法
- 単語の暗記方法まとめ
英単語帳の種類について
英単語帳にはいくつかのタイプがあります。まずは、英単語帳の種類について解説します。
単語列挙型英単語帳
単語列挙型は、その名の通り英単語が列挙されたタイプの単語量になります。シンプルな構成で、単語をゴリゴリ覚えて語彙数を短期間で増やすには最適だと思います。
代表的なものでいうと、「ターゲット」、「パス単シリーズ」などが挙げられます。
フレーズ暗記型
たとえば、「access」という単語には、「have a access to the internet」のように実際に使われるフレーズが記載されたりしています。
「access」という単語だけでなく「have a access to the internet」というフレーズごと暗記することで、実際の使われ方が理解できるといった単語帳です。
実際の使われ方がわかれば、スピーキング、リスニング、長文読解にも応用できるので、英語力が飛躍的に伸びていきます。
その反面、情報量が多いので暗記するのが大変になるといったデメリットがあります。
代表的なものでいうと、「システム英単語」「金のフレーズ」などがあります。
例文暗記型
短めの例文を暗記して、単語や使われ方を覚えるタイプになります。このタイプの単語帳では、例文ごと暗記するのでスピーキング、リスニング、英作文にも応用できるので、英語力全体が飛躍的に伸びていきます。
ただし、例文の文法などが理解できていない初心者は使用するのは難しいです。
代表的なもとしては、「DUO3.0」や「金のセンテンス」などが挙げられます。
長文読解型
このタイプの単語帳は、英語長文を読んでいく中で、単語とその使われ方を学んでいくタイプの単語帳になります。
英語試験では、英語長文が最も配点の高いため、このタイプの単語帳に取り組めば、試験の点数を大きく伸ばすことができます。
また、音読を繰り返せば、リスニング力や速読力も養うことができます。
その反面、実際に英語長文を読む必要があるため、ある程度の英語力を持っている必要があります。
代表的なもとしては、「速読英単語シリーズ」などが挙げられます。
効率的な英単語暗記方法の基本①
人の記憶には長期記憶(ずっと覚えている記憶)と短期記憶(すぐ忘れる記憶)があり、英単語の暗記は長期記憶を形成する必要があります。
脳の構造的に考えて、長期記憶を形成するためには「短期間のうちに何度も繰り返し目にする」または「運動を伴いながら暗記する」が有効です。
人の脳は、1日に4回も5回も目にするものを、重要なことだと認識し、記憶しようとします。
また、運動を伴う暗記も長期記憶を形成する上で有効です。たとえば、自転車の乗り方も、運動を伴う暗記になります。一度自転車の乗り方をマスターすると、何年たっても乗りかたを忘れたりはしないですよね?
英単語の暗記においても、長期記憶を形成するには「短期間で何度も繰り返し目にする」または「運動を伴いながら暗記する」ことを活用することが基本となります。
具体的に言うと、英単語の暗記は、「何度も見て覚える」と「音読する」が基本のやり方になります。
効率的な英単語暗記方法の基本②
もう一つ英単語の効率的な暗記方法は、「核となるイメージをもつ」ということです。
例えば、「demonstrate」という単語は、「実演する」「実証する」「デモする」といった複数の意味があります。
この意味を個別にすべて暗記するというのは効率が悪いです。こういった場合は、「demonstrate」の核となるイメージを考えてみましょう。
上の日本語を考慮すると、「demonstrate=目に見える形で示す」という風にイメージがピッタリだと思います。
このように「demonstrate=目に見える形で示す」というイメージを持っておけば、「demonstrate=実演する、実証する、デモする」といったすべての日本語訳を暗記しなくても、英文の意味を把握できるようになります。
こういった覚え方をしておけば、読解はもちろんのこと、リスニングや英作文の能力も大きく向上できます。
英単語力を劇的に伸ばすには「英単語の核となるイメージを持つ」ことは、必須のスキルです。
なんとなく英単語の日本語訳を覚えていた人は、今日から、この方法でスキルを活用しましょう。英語力がハンパなく伸びます!
レベル別 おすすめの英単語帳タイプ
上で紹介したように、その人のレベルによって、使える単語帳は異なってきます。ここでは、どのレベルの人が、どのタイプの単語帳を使うべきか紹介します。
英語学習を始めたての方は、絶対的な英単語量が足りていませんので、まずは、英単語の使い方は置いておいて、単語量を暗記する必要があります。
そのため、英語初心者や語彙力に不安がある方は、単語列挙型の単語帳を使うことをおススメします。
具体的な目安としては、TOEIC 500点以下の人には、単語列挙型の単語帳をおススメします。
英語中級者以上の方は、基本的な英語力はあると思いますので、例文型、長文型の単語長を使用しても良いと思います。もちろん単語列挙型の単語帳も使用可能です。
単語列挙型単語帳での単語の覚え方
単語列挙型を用いた場合は、基本的には左ページに英単語が、右ページに日本語訳が記載されていることがほとんどだと思います。
単語列挙型を用いるメリットは、シンプルな構成ゆえ、短時間で大量の英単語を暗記できることにあります。
ですので、以下の要領で覚えてください。
左のページの英単語を見て、右のページの日本語訳を見る(1秒程度)
有名な方法ですが、左ページの単語を一秒見て、右ページの訳を一秒見る。テンポよくバンバン進めていきましょう。
1日で1語目~300語程目までを4~5周する
上で説明したように、脳は1日に4回も5回も目にするものを重要なことだと認識し、記憶しようとします。この方法は、脳のそういった特性を利用したもので、1日に300語程度を4回以上目にする機会を作ってあげるというものです。
そのため、1日に300語を1回づつ見るというやり方はNGで、必ず4回以上周回しましょう。
こうすれば、意識しなくても、大体の英単語を勝手に覚えてしまうと思います。1日に300語も進めるとなると、大変に感じてしまうかもしれませんが、意外と短時間で行けます。
具体的に計算すると、
300語×1秒×5周=1500秒=25分
となります。
このくらいの時間なら、スキマ時間を活用すれば、誰でも確保できそうですよね?もちろん、余力のある人は、もっと1日当たりの単語量を増やしても構いません。
次の日は、301語目~600語目までを同様に4~5周する
次の日も、①と同様の手順で301語目~600語までに取り組みます。
同様の手順で最後まで取り組む
このような手順で、単語帳の最後までやり切りましょう。
2周目以降は1日当たりの量を500語程度に増やし、周回する
また、長期記憶(忘れない記憶)にするために、この方法を用いて単語帳を何十周もしましょう。
そして仕上げに、索引を使って日本語訳のテストをしましょう。この際に覚えていなかった単語は、あなたにとって、苦手な単語です。
この単語たちは紙に書き写して、壁にでも貼っておいて、毎日確認するようにしましょう。
例文暗記型単語帳での単語の覚え方
上で説明したように、このタイプの単語帳を使う場合は、ある程度の単語力と英文法力を身に着けてから取り組む必要があります。でないと、例文自体を理解できないです。
例文暗記型の単語帳は、次の方法で取り組んでください。
① 例文を精読する
例文を精読してください。この際、文法構造を確実に把握してください。わからない文法事項があれば、文法書またはネットなどで納得できるまで調べてください。
ここをしっかりやらないと英語力があまり伸びないので、大変ですが確実にこなしてください。
② 例文を音読する
例文を見て、単語・文法事項を意識しながら5~10回程度音読してください。CDがある場合は、オーバーラッピングをし、最終的にはシャドーイングできるまで音読を繰り返してください。
音読は、英単語の暗記に有効であることはもちろん、英語力全体をすべて伸ばすのに大変有効ですので、大変かもしれませんが、ぜひ取り組んでください。
③ 周回
①~③をやれば、暗記を意識しなくても勝手に単語の意味や文法事項が頭に入った状態になります。
ですが、人はだんだんと忘れていく生き物です。そのため、知識をより強固なものにするために、例文が体と口に刷り込まれるまでシャドーイングで周回しまくってください。
長文読解型単語帳での単語の覚え方
このタイプの単語帳を使う場合も、ある程度の単語力と英文法力をつけた上で、取り組んでください。
① 長文を精読する
長文を精読してください。この際、文構造をしっかり把握してください。わからない文法事項があれば、文法書またはネットなどで納得できるまで調べてください。
ここをしっかりやらないと英語力があまり伸びないので、大変ですが確実にこなしてください。
② 暗記できていない単語やすんなり理解できない英文を洗いだす
長文を読んで、暗記できていない英単語やすんなり理解できない英文を洗い出して、マーカーを引いておいてください。
③ ②の箇所を中心に音読する
音読をしてください。この際、全文を音読するとノドを痛めると思いますので、②で洗い出した箇所を中心に5~10回程度音読してください。
CDがある場合は、オーバーラッピングをし、最終的にはシャドーイングできるようになるまで音読を繰り返してください。
音読は、英単語の暗記に有効であることはもちろん、英語力全体をすべて伸ばすのに大変有効ですので、大変かもしれませんが、ぜひ取り組んでください。
④ 周回
①~④をやれば、暗記を意識しなくても勝手に単語の意味や文法事項が頭に入った状態になります。
加えて、リスニング力や英作文力も大幅に向上しています。
ですが、人はだんだんと忘れていく生き物です。
そのため、知識のメンテナンスのために、例文が体と口に刷り込まれるまで音読で周回しまくってください。
どうしても覚えられない英単語の勉強法
英単語学習を進めていると、これまで紹介した暗記方法を使っても、どうしても覚えられない単語というのが必ず出てきます。
ここでは、そんな「どうしても覚えられない英単語」の覚え方を紹介します。
ただし、すべての単語を次の方法で覚えるのは、効率が悪すぎます。あくまで、これまでに紹介した方法で学習したけど、どうしても覚えられない単語だけを次の方法で学習してください。
画像検索
「どうしても覚えられない単語」は「Googleなどで画像検索する」または「自分でその英単語のイメージを絵にする」をやってみてください。
人間の脳は、文字より画像や絵の方が記憶しやすくできています。なので、この方法を取り入れることで、イメージを強化でき、英単語が覚えられるようになります。
似た意味の英単語とセットで覚える(関連暗記)
たとえば、「obtain(得る)」という単語が覚えらえないとします。そういった場合は、「obtain」と同じ意味の単語を探してください。
「obtain(得る)」なら「get」とほぼ同じ意味ですので、「obtain」=「get」と関連づけることで、英単語を覚えられるようになります。
構造暗記
「output」という単語が覚えらえないとします。このような場合は、「output」を分解して、その構造から意味を考えてください。
たとえば、「output」=「out(外に)」+「put(置く)」と分解できます。このことから「output」=「外に置く」=「出力する」と意味づけることができます。
このように英単語の構造から意味を考えながら学習することで、英単語を覚えやすくなります。
また、この「英単語の構造から意味を考える」スキルを身に付けることで、初見の単語に出くわしても、意味を推測できるようになります。
書いて覚える
原始的な方法ですが、どうしても覚えられない単語は紙に書きまくって覚えてください。
手を動かすと「運動を伴う暗記」になるので、覚えられます。紙に書く際は、できるだけ大きく、脳に印象付けるイメージを持ちながら書いていくことが重要です。
この方法は、時間と体力を使いますが、確実に覚えることができますので、どうしても覚えられない単語に限定して実践しましょう。
語源暗記
語源から単語を覚える方法については多くの書籍が出ていますので、それらの本を参考にしてください。
(現在、記事執筆中)
単語の暗記方法まとめ
単語帳は、タイプ別で暗記方法が異なります。それぞれの単語帳のタイプに合わせた暗記方法を用いて、効率的に英単語を覚えていきましょう。
ただし、いずれの場合も、最終的には周回することが大事です。1周ですべて覚えられる人はいませんので、強固な記憶するために何十周もしましょう。
英単語力は、英語において最も大切な要素になります。今回紹介した方法で、英単語力を爆上げしましょう。