リスニング、長文対策になる?「金のセンテンス」の正しい使い方や対象者を紹介!
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TOEICで高いスコアを取りたい方多いと思います。
TOEIC試験では、TOEIC特有のビジネス英単語が頻出します。
TOEICで高スコアを獲得するためには、TOEIC特有の英単語を暗記する必要があります。
しかしTTOEIC用の英単語を暗記さえすれば高スコアを獲得できるかというと、そうでもないです。
というのもTOEICで高スコアを取るには、リスニング、文法、長文読解も解けるようになる必要があります。
これを聞くと、次のように悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
TOEIC用の英単語を覚えるだけでも大変なのに、リスニング、文法、長文読解の対策まで手が回らない・・・。
TOEIC用の英単語を覚えるついでに、リスニング、文法、長文読解の対策も同時に行える教材はないのかな~!
TOEIC用の英単語を覚えるついでに、リスニング、文法、長文読解の対策もできる、そんな夢のような英単語帳があるんです。
それが、「金のセンテンス」です。
今回はそんなコスパ最強の英単語帳「金のセンテンス」の使い方、到達レベルなどを紹介します。
- 「金のセンテンス」の概要
- 「金のセンテンス」の対象者
- 「金のセンテンス」のメリット
- 「金のセンテンス」のデメリット
- 「金のセンテンス」の勉強法・使い方
- 「金のセンテンス」を進めるスケジュール
- 「金のセンテンス」の到達レベル
- 「金のセンテンス」の次の単語帳
- 「金のセンテンス」のまとめ
「金のセンテンス」の概要
「金のセンテンス」は例文型の英単語帳です。
「金のセンテンス」には360個の例文が載っており、この例文ごと暗記するというのが基本的な使い方になります。
360本の例文の中に、TOEICに頻出の英単語が凝縮されています。
この360本の例文を暗記すれば、TOEICに必要な英単語はほぼ習得できます。
「金のセンテンス」に記載されている例文は以下のような感じです。
この例文の下に「likely (副詞)おそらく、(形)~しそうだ」のように単語の意味と品詞が書いてあります。
例文の真下に英単語の意味が記載されているので、瞬時に意味を確認できます。
また、それ以外にも、各単語に「重要な派生語」や「どのパートで、どういった形で問われやすいか」などの出題ポイントが解説されています。
まさにTOEICでスコアを上げることに焦点を当てた単語帳になっています。
アプリをダウンロードすることで、スマホで「金のセンテンス」の例文を音声で聞くことができます。
このアプリがとても便利で、音声速度の調整などもできます。
このアプリを使うことで、リスニングの対策も可能です。
英語力の向上には「音声を聞いて、マネしながら音読する」ことが必須です。そのため、このアプリはとても便利です。
*「金のセンテンス」には「金のフレーズ」という姉妹書があります。
「金のフレーズ」については、下の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
「金のセンテンス」の対象者
「金のセンテンス」は例文型の参考書になりますので、初心者が1冊目の単語帳としてはおススメしません。
というのも、例文型であるがゆえに、最低限の文法知識を持っている状態でなければ、例文が理解できません。
また、「金のセンテンス」では、中学レベルの英単語は習得していることが前提で進められます。
たとえば上の例文でいうところの、「write」 などは中学生でも知っている単語ですよね?
このレベルの単語については説明がされていません。
ですので、「金のセンテンス」は、最低限の英文法ルールと英単語を習得してから取り組んでください。
基本的な英単語・英文法って何?
という人は、下の記事を参考に勉強してください。以下の2つの参考書をマスターすれば、「金のセンテンス」を十分使いこなす力が身につきます。
「金のセンテンス」のメリット
TOEIC頻出の英単語や文を効率よく学べる
「金のセンテンス」はTOEICに頻出の英単語が厳選されています。
さらに、「金のセンテンス」の例文自体が、TOEICにそのまま出てくることが多々あります。
そのため、「金のセンテンス」の英単語・例文を覚えれば、TOEICのスコアを効率的に上げることができます。
「金のセンテンス」の後に、「公式問題集」を解いてみると体感できるのですが、「金のセンテンス」に載っている例文と同じものが、リスニングやリーディングパートのいたるところにバンバンでてきます!
「金のセンテンス」をマスターすれば、TOEIC試験本番の時に、見慣れたセンテンスばかりが出てくるので、内容把握が容易になり、詰まることなく早く正確に問題を解いていくことができるようになります。
重要構文・英文法も暗記でき、文法・長文対策にもなる
「金のセンテンス」の例文には、重要な構文や文法事項が多く使われています。
「金のセンテンス」の例文を暗記することで、重要構文と文法も暗記することができます。
細かい文法は忘れがちですが、「金のセンテンス」の例文を覚えることで、英単語だけでなく、重要構文や文法事項も暗記できます。
「金のセンテンス」の例文は、TOEIC試験にそのまま出てくることが多いので、「金のセンテンス」の例文を暗記すしておけば、パート5~7の文法問題や長文問題にもある程度対応できるようになります。
「金のセンテンス」で、英単語だけでなく、文法や長文にも対応できるようになるなんてお得だとは思いませんか?
*あくまである対策になる程度です。高スコアを目指す場合は、「金のセンテンス」の後にTOEIC用の問題集で勉強する必要があります。
ただし、「金のセンテンス」の例文を暗記しておけば、後の文法問題や長文読解の練習がかなーり楽になります。
音声がダウンロードでき、リスニング対策にもなる
「金のセンテンス」には、スマホなどに音声をダウンロードすることができます。
例文ごと暗記するためには、耳から音声で学ぶことが必要不可欠です。
また、このセンテンスは、TOEICのリスニングパートでも全く同じものがバンバン出てきます。
リスニング中に聞いたことのあるセンテンスが出てくると、文意や内容把握のハードルがめちゃめちゃ下がります。
そのため、「金のセンテンス」の例文を丸ごと暗記しておけば、リスニングの対策にもなります!
音声を使って、オーバーラッピングやシャドーイングをすれば、リスニング力がさらに爆上がりし、無双状態になれます!
「金のセンテンス」のデメリット
繰り返しがない
「金のセンテンス」の例文では、英単語、熟語、構文が基本的に重複なく360個の例文に記載されています。
重複がないということは、効率的に例文を覚える上で有用であると同時に、英単語を覚えるときに大切な「繰り返し」がやりづらいといったデメリットもあります。
ただ繰り返しがないというの他の例文型単語帳にもいえることなので、特別に「金のセンテンス」だけのデメリットではないかと思います。
TOEIC以外の試験にはおすすめできない
「金のセンテンス」は、TOEICテストで高得点を取ることに焦点を当てた問題集です。
そのため、大学受験、英検などのTOEIC以外の試験を受ける人にはおススメしません。
そういった試験を受ける人は、その試験で効率よく点数を取るための単語帳を使用した方が良いです。
「金のセンテンス」の勉強法・使い方
「金のセンテンス」は、例文ごと暗記するのが基本となります。
「単語だけでも覚えるのが大変なのに、例文ごと暗記するなんて無理!!」って声が聞こえてきそうですが、安心してください。
以下の方法で「金のセンテンス」を使えば、そんなに暗記することを意識しないでも勝手に暗記できちゃいます。
しかも、例文で覚えるとめっちゃ忘れにくくなります。
例文ごと暗記することは、メリットだらけですので大変おススメです。
①例文の下の単語の意味を確認する
まずは、単語の意味を確認してください。
すべて完ぺきに覚える必要はなくて、簡単に「この単語はこういう意味なのか」くらいに確認できれば十分です。
②精読する
例文を精読してください。
この際、「主語はこの名詞で、動詞はこれで、この ”who" は関係代名詞で、この名詞を修飾して~」といった風に、文法をしっかり意識しながら精読してください。
この時にわからない文法事項があれば、文法書またはネットなどで納得できるまで調べてください。ここをテキトーにやってしまうと英語力があまり伸びないので、大変ですが確実にこなしてください。
③解説を読み込む
各単語に解説がついていますので、その部分を読み込んでください。
実際のTOEICでは、どういった形で問われるのかなどの情報が記載されています。
また、単語によっては重要な派生語も記載されていますので、しっかり読み込んでください。
④音読(オーバーラッピング、シャドーイング)
例文を見て、単語・文法事項を意識しながら5~10回程度音読してください。
次は、CDを使って、オーバーラッピングをしてください。
慣れてきたら、シャドーイングに切り替えてください。シャドーイングできるようになるまで反復してください。
⑤周回
①~④をやれば、暗記を意識しなくても勝手に単語の意味や文法事項が頭に入った状態になります。
ですが、人はだんだんと忘れていく生き物です。
そのため、知識をより強固なものにするために、シャドーイングで周回しまくってください。
イメージとしては、ふとした時に「金のセンテンス」の例文が口から勝手に出てくるくらい周回してください。
もちろんシャドーイング中にあいまいな単語や文構造に出くわしたら、その都度、確認してください。
①〜⑤までやりきれば、単語だけでなく、リスニング、文法・長文読解にもある程度対応できる力が身に付きます。
「金のセンテンス」を進めるスケジュール
「金のセンテンス」は多くの例文(360本)が記載されてます。
そのため、1日で全部の範囲をやりきるのは不可能です。
初めて「金のセンテンス」に取り組む場合、1本目の例文からはじめ、最後の例文までやり切り、また1本目の例文に戻ってくるという風に進めると、最初の例文は忘れてしまってると思いますので、効率が悪いです。
そこで、おすすめするのが、セクション分割法です。「金のセンテンス」は4つのセクションからなります。
なので、1週間で2セクションずつ進めるやり方をおススメします。
以下のスケジュールで取り組めば、2週間で「金のセンテンス」を1周できます。
私は、次のような進め方で取り組みました。
このやり方で次の週に、3,4セクションを行えば、2週間で「金のセンテンス」を1周できます。
初めは、例文を読んだり、文構造を理解するのに時間がかかると思いますが、周回を重ねるごとに、短時間で周回が可能になります。
なので、1ヶ月目以降は1日に1または2セクションと取り組む量を増やしていってください。
2~3ヶ月ほど周回すると、意識しなくても勝手に、の内容がほとんど頭に入ってしまいます。
「暗記しなきゃ!」と意識しなくても勝手に覚えてしまうので、精神的な負担も少ない良い使い方だともいます。
「金のセンテンス」の到達レベル
「金のセンテンス」を完璧に覚えれば、800点以上は獲得できます。
そこそこの到達レベルだと思います。一冊でここまでTOEICスコアを上げてくれる単語帳は珍しいです。
これはあくまで、「金のセンテンス」だけを完璧にした場合です。
「金のセンテンス」を完璧にした後に、リスニング、文法、長文に特化した勉強をすれば、900点越えも夢じゃないと思います。
先に「金のセンテンス」を習得した上で、リスニング、文法、長文対策を行えば、とても楽にスコアを上げることができると思います。
「金のセンテンス」の次の単語帳
「金のセンテンス」の次に取り組むべき参考書としては、次をおススメします。
・黒のフレーズ
・キクタン990
上記2つは、金のフレーズよりレベルの高い英単語が載っています。
しかし、上の2つの単語帳に載っている英単語はスーパーハイレベルであるが故に、そこまで出題頻度は高くありません。
なので、すぐにTOEICスコアに結び付くかと言われれば、そうでも無いと思います。
あくまで「万が一出題されたとき用の対策」としてとらえるべきです。
個人的には、上記の単語帳に取り組む前に「金のセンテンス」を本当に完璧に暗記できているか考えた方が良いと思います。
「金のセンテンス」はやりつくしたという方で、まだまだ語彙力を高めたいという人は、上記の単語帳に手を付けても良いと思います。
「金のセンテンス」のまとめ
「金のセンテンス」はTOEICスコアを上げることに特化した単語帳です。
「金のセンテンス」を今回紹介した方法でマスターすれば、英単語対策だけでなく、リスニング、文法、長文対策もなります。
単語帳1冊で、ここまで守備範囲が広いものは他にないと思います。
なので、TOEIC高スコアを目指している方には、ぜひ使ってもらいたい参考書です!
また、単語帳はボロボロになるまで周回することが重要ですが、「金のセンテンス」はボロボロにする価値のある英単語帳です。そんな「金のセンテンス」をボロボロになるまで周回して、TOEIC高スコアをホルダーになりましょう。」!