【英語の音読】正しい音読のやり方と効果を解説!音読は英語復習にも必須!
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多くの人が「英語に音読は効果的!!」と言っています。
音読に取り組んでみようと考えてる人も多いと思います。
しかし、次のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
「音読」って本当に効果るの?
正しい音読のやり方がわからない。
英語は、言語なので、実際に口を使って「音読」しないと力がつきません。
しかも、正しいやり方をしないと効果がありません。
ただし、正しいやり方で「音読」に取り組めば、その効果は絶大です!
私は音読なしの英語勉強法は考えられないと思っています。
この記事では、「音読」の効果と、正しい音読方法を紹介します。
本記事を読めば、正しい音読の方法がわかります。
また、本記事で紹介する音読方法で音読しまくれば、英語力が爆上がりすることを保証します。
「音読」の効果
音読の効果に疑問をお持ちの人も多いと思います。
私も昔は、音読の効果に疑問を持っていました。
あまりに多くの人が推奨するので、試しに「音読」を実践してみました。
「音読」を実践して3か月、その効果は絶大でした!
ハッキリ言って「音読」は最強の英語学習法です。
音読には次の効果があります。
英語を英語のまま理解できる力が身につく
英語を英語のまま理解する力とは、英語を日本語に訳さなくても内容が頭に入ってくる状態を指します。
ネイティブスピーカは、もちろん英語を日本語に訳して理解しているわけではなく、英語のまま、文の内容を理解しています。
英語上級者も、英語を聞いたときに頭の中で日本語訳を考えているわけではなく、英語のまま理解しています。
この能力を身につけると、速読力、スピーキング力、リスニング能力が大きく向上します。
「音読」を繰り返すことで、英語を英語のまま理解する能力を身につけることができます。
なぜ音読をすると英語を英語のまま理解できるようになるのでしょうか?
「音読」を繰り返すと、脳の中に ”英語をそのまま理解する回路”が形成されるからです。
この時、注意しなければならない事はテキトーに音読しても、この能力は身につかないということです。
なので、「音読」をする際には、以降で説明する正しい音読方法で取り組んでください。
「音読」のための準備
音読を行うにあたって、大前提かつ重要なことがあります。
それは「意味のわからない英文をいくら音読しても意味がない」ということです。
そのため、「音読」に取り組むにあたって、「音読対象の英文を十分理解する」といった事前の準備をする必要があります。
この準備をしないと、「音読」が全く意味のないものになってしまいます。
この準備が大変ではありますが、音読の効果を最大化するためにも、頑張って取り組みましょう。
長文・スクリプトを読む
まずは、音読をする長文やスクリプトを十分に読み込みましょう!
音読対象の長文やスクリプトには、CDなどの音源があることが好ましいです。
最悪なくても良いですが、CDなどの音源があれば効率よく英語力を向上できます。
これから音読に取り組もうとする方はぜひ音源付きの長文やスクリプトを準備しましょう。
単語の意味を調べる
長文やスクリプトを読んで、知らない英単語があった場合は。その単語の意味をを調べておいてください。
英文解釈をする
長文やスクリプトの英文の解釈をおこなってください。
複雑な構文があるところは、特に念入りに解釈をおこってください。
わからない文構造がなくなるまで、しっかり英文構造を解釈してください。
英文の全訳を把握する
これまでに行った、単語の意味や解釈を踏まえて、英文の全訳を把握できるまでじっくり読んでください。
ここまでやれば、その英語長文でわからないところはないようにしてください。
ここまでやれば「音読」の準備は完了です。
*問題集や模試で解いた英語長文などは、このような方法で復習すると思います。
なので、これまでに解いた問題集や模試の英語長文を音読用の原稿として使用することをおススメします。
学んだ内容の復習にもなるので、大変おススメです。
「音読」のやり方と注意点
ここからは、実際に「音読」をしていくわけですが、音読をする際は、以下のことに意識しながら取り組む必要があります。
意味・英文構造を理解しながら音読する
英文構造は、事前準備の段階で、把握していると思います。
音読しながら、英文の構想を十分に意識しながら読んでください。
例えば、音読中には「主語はここ!動詞はこれ!この文頭の「so」は倒置されているから、次のこれが動詞で~。」といった感じで読んでください。
はじめの10回程度は、この「文構造」を意識しながら音読してください。
音読の際は、この英文構造が把握できる程度の速度で読むことが重要です。
情景や内容をイメージしながら音読する
「音読」の際は、読んだ英文を頭の中で日本語に訳さないことを意識してください。
日本語を読んでいると、頭の中に情景や内容が浮かびますよね?
日本語に訳さないでも、日本語を聞いている時のように「内容や情景をイメージできる」ように意識しながら音読してください。
最初は難しいと思いますが「この意識」だけはしっかり持ってください。
音読の回数を重ねると自然と内容や情景をイメージできるようになります。
これについても、10回程度は「内容や情景をイメージする」に焦点を当てて音読してください。
次の文を予測しながら音読する
英文は「抽象事項から具体事項」の流れで構成されています。
なので、次の文を予測しながら読んでください。
その英文だけに集中するのではなく、「この話の流れだと次はこういう展開になるのではないか」と予測しながら音読してください。
これについても、10回程度は「次の文の予測」に焦点を当てて音読してください。
最低でも30回は音読する
ときどき、5回程度音読しただけで「効果がない!」と言っている人がいますが、5回程度では回数が少なすぎます。
最低でも30回は音読が必要です。
理想は50回~100回です。
また、ここまでに紹介した「意味・英文構造を理解しながら」「情景や内容をイメージしながら」「次の文を予測しながら」は1度にに全てやろうとすると頭がパンクしてしまうと思います。
なので1つずつ実践することをおススメします。
具体的には、次のようにすればよいと思います。
最初の10回:意味・英文構造を理解しながら音読
次の10回:情景や内容をイメージしながら音読
次の10回:次の文を予測しながら音読
以降の音読では、2つ同時、3つ同時と徐々に負荷を大きくしていけば、英語力は劇的に向上します。
「音読」のステップ
「音読」は次のステップで取り組んでいきましょう。
ステップを踏むごとに、負荷が大きくなります。
最後のステップまでマスターできれば、その英文は「自分のもの」になったと自信を持って言えるようになります。
テキストを見ながら音読する
最初の段階では、CDを使わず、テキストを見ながら音読をしましょう。
自分が理解できる速度で、上の注意点を意識しながら、何度も音読をしましょう。
詰まることなく、流れるように英文を音読できるようになったら次の段階に進みましょう。
音源(CD)とテキストを使ってオーバーラッピング
CDなどの音源を聴きながら、テキストを見つつ、CDの音声に合わせて音読しましょう。いわゆるオーバーラッピングです。
この際も上で述べた3つの注意点を意識しながら読んでください。
CDの速度と同時に読むことができるようになれば、英語力はかなり向上しています。
音源(CD)のみを使ってシャドーイング
最後はシャドーイングに挑戦しましょう。
シャドーイングまでできるようになれば、その英文は「あなたのもの」になったと考えて良いと思います。逆に言えば、シャドーイングできるようになるまで「音読」を繰り返すというのがゴールになります。
時短版「音読」のやり方
最後に、時短バージョンの音読方法を紹介します。
この時短バージョンの音読は、「わからなかったところのみ音読する」といった方法です。
具体的には、読解やリスニング時に「わからなかった英文、聞き取れなかった英文のみ」を紙に書いておいて、ひたすら音読します。
この方法だと、ちょっとした時間も活用できます。
「わからなかった部分のみ」に焦点を当てているので、吸収効率も高いです。
ただし、「わからなかったところのみ音読」した場合、その英文はわかるようになるかもしれませんが、英文全体の流れがなくなるため「予測しながら読む」能力が向上しません。
また、この場合、CDなどの音源も使いづらいといったデメリットもあります。
「予測読み」や「音源」を使えないため、英語力の向上率が低くなってしまいますが、スキマ時間なども活用でき、時間効率が非常に良いため、おススメの方法です。
「音読」のまとめ
英語学習に音読は必須です。
もっと若い時から音読を取り入れていれば、さらに違った景色が見えているんだろうなと後悔しています。
この記事を読んで音読の重要性を理解していただけた方は、ぜひ普段の学習に「音読」を取り入れてください。