【英文解釈】大学受験におすすめの英文解釈の参考書とルートの紹介!
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「英単語は結構覚えた」「英文法もだいたい習得した」という人も多くなってきたかと思います。
こういった人は、次に「英文解釈」に取り組むと英語力が向上します。
大学受験の二次試験には、複雑な英文が下線部訳として出題されます。そんな複雑な構造の英文を訳し上げるには「英文解釈力」が絶対必要です。
ときどき、
英文解釈とかいらなくね?
という人がいますが、全くそんなことはないです。英文解釈力なしで、難関大学が出題するような複雑な英文を訳すことができる人は、一部の天才だけです。
普通の人が順当に英語力を上げるには、「英文解釈力」を学ぶことが必須です。「英文解釈力」を身につければ、英文の内容をより正確に把握できるようになだけじゃなく、「リスニング力」と「英作文力」も向上します。
しかし、
英文解釈ってどうやって勉強したらよいの?
って人も多いのも事実です。
そこで、今回、おすすめ英文解釈の参考書ルートと使い方を紹介します。
英文解釈を勉強する前に
英文解釈に取り組むには、最低限の「単語力」と「文法力」が必要です。
最低限の単語力と文法力って?
という人は、下の記事で「基礎英単語」と「英文法」をマスターするのにおススメの参考書を紹介していますので、是非ご覧ください。
超入門レベル
この英文解釈の超初級レベルは、次のような人のみ取り組んでください。
英語はマジ苦手!英文なんて読んだこともない!
「英文解釈」って何?
中学レベルも怪しいから、復習もかねて「英文解釈」を勉強したい。
このような「英文解釈を初めて学ぶ人」には、次の参考書がおすすめです。中学レベルは大丈夫という人はこの段階は飛ばしても問題ないです。
「英語がすごく苦手!」という人も「英単語」と「英文法」を学んだ後に、ここで紹介したレベルの英文解釈参考書に取り組めば、英語への苦手意識も払拭されます。
- 中学レベルも怪しい人は取り組もう!
- 英文を全く読めない人も取り組もう
「英文読解入門10題ドリル」の詳細は次の記事をご覧ください。
超初級レベル
このレベルまでマスターすれば、英語の基礎力は完成です。
英語が苦手という人の多くは、このレベルに穴がある場合が多いです。そのため、確実にこのレベルはマスターしておきましょう。
- 英文解釈の概念がわからない人は取り組もう!
- 中学レベルの復習をしたい人も取り組もう!
初級レベル
初級レベル=高校基礎レベルの英文読解を初めて学んでいく人には以下のうちから、1つ選んで勉強してください。
これらの参考書の問題は、解釈できない問題があってはいけないレベルです。でも、実際に取り組んでみるとわかりますが、意外と解けない問題があると思います。こういった問題は、確実にマスターできるようにしてください。
このレベル帯をマスターすれば、共通テストのリーディングで8割はとれるようになります
このレベルまでマスターすれば、偏差値50~55程度の大学入試問題やTOEICの英文であれば、完璧に読みこなすことができます。
なので、どんな人にもこのレベルはマスターして欲しいと思います。
- 高校レベルの英文読解を初めて学ぶ人は取り組もう!
- 志望校にかかわらず、このレベルの英文解釈は必ずマスターしよう
「基本はここだ!」と「入門英文解釈の技術70」は次の記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
中級レベル
初級レベルを学び終えた人には、次の「基礎英文解釈の技術100」がおススメです。
このレベルをマスターしている人が、いわゆる「英語できる人」です。この参考書では、英文解釈に必要な技術が100個詰め込まれています。1つも余すことなくすべての技術を自分のものにしましょう。完璧にマスターするのは大変ですが、頑張って取り組みましょう。
本書の後に過去問を十分に研究することが前提ですが、到達レベルは、MARCHや中堅国立大学合格、難関大学挑戦可能といったところです。
本人のセンスにもよりますが、難関大学(旧帝大や早慶)でも、本書の後に過去問を十分に演習すれば合格できると思います。
MARCHや中堅国立大学に余裕をもって合格したい人、難関大学を目指している人は、次の上級レベルの参考書にも取り組んでいた方が無難です。
- 高校初級レベルの英文解釈を学びたい人におススメ
- このレベルをマスターすれば、「英語できる組」に入れる
- 中堅国・MARCH合格レベルに合格可能
- 中堅国立・MARCHに余裕合格したい人、難関大学志望者は上級レベルの英文解釈に進もう。
「基礎英文解釈の技術100」の詳細は下の記事で紹介しています。
上級レベル
MARCHや中堅国立大学に余裕合格を決めたい人、難関大学に受かりたい人は次の参考書から、1冊選んで使いこんでください。
このレベル帯の問題は、1回と解いただけでは、絶対に身につきません。繰り返し周回することが大前提です。
「受験大学の解釈レベル」「残された時間」「難易度」「周回のしやすさ」「網羅性」を考慮し、使用する参考書を選んでください。
難関大学に合格できる人は、このような判断が上手い人ばかりです。よく考えて自分に適する参考書を選びましょう。
- 難関大学に合格したい人におススメ
- 中堅国立・MARCHに余裕合格したい人にもおススメ
- 上級レベルの英文解釈書は「受験大学の問題レベル」「残された時間」「難易度」「周回のしやすさ」「網羅性」を考慮して選ぼう
「ポレポレ」と「英文解釈の技術100」の詳細は下の記事で紹介しています。
超上級レベル
難関大学に余裕をもって合格したい人は、次の参考書から1冊選んで使いこんでください。
2つをおすすめを挙げていますが、今の大学受験の難易度や傾向に適しているのは「英文読解の透視図」だと思います。
したがって、個人的には「英文読解の透視図」を使うことをおすすめしています。
「英文解釈教室」ももちろん良書ですが、大学受験用の勉強に使うには難しすぎるので「将来も英語を勉強していきたい人」や「英語関連の学部に入学予定の人」は使っても良いのではないかと思います。
- 時間が余っていて難関大学に余裕合格したい人におススメ
- 基本的には「英文読解の透視図」で十分
「英文読解の透視図」は、次の記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
英文解釈の参考書ルートを取り組む上での注意点
英文解釈を上記のルートで勉強する人に、注意点があります。
「ポレポレ」を途中まで勉強したけど、先生が「ポレポレ」より「英文解釈の技術100」の方が良いって言ってた。だから、「英文解釈の技術100」に乗り換えよう。
みたいなことを繰り返すと、英語力が上がらないし、成績も伸びません。
基本的には「コレ!」と決めたらマスターするまで別の参考書に乗り換えないことをおススメします。
「乗り換え」が許されるのは、今使っている参考書の解説が、どうしても自分に合わず、別の参考書の解説は自分にドンピシャ!みたいな場合のみだと考えておいてください。
「乗り換え」しないで済むように、参考書の情報を集めて、自分でじっくり考えた上で参考書ルートを決めてください。
英文解釈の勉強方法
英文解釈の勉強方法はつの手順で取り組んでください。
自力で「SVOCM」を振れるようになる
上記の参考書を学習する際は、1ページ目から順に解いていけば良いです。
本書の目的は英文解釈力の向上にありますので、フィーリングで英文を読も全く意味がありません。例えば、問題文を読む際には、「主語がここで、動詞がここで、この目的語には修飾語がこういう風にを修飾して〜」というふうに、正確に英文の構造を把握してください。これを曖昧なまま勉強進めても本書から得られるものはほとんどありません。
学習の際には、英文をコピーする、またはノートに書くなどした後に、「SVOCM」を自分で振れるようになるまで勉強してください。
音読を繰り返す
続いて、音読です
英文構造を意識しつつ、また、英文の内容・情景をイメージしながら音読を繰り返してください。30回以上音読すれば、自然と内容や「SVOCM」の振り方が頭に入ります。
CDなどの音源がある場合は、オーバーラッピングとシャドーイングを行ってください。これをやることで、英文を読んだときに、日本語を介さず英語のまま理解できるようになります。こうなれば、自然とリスニング力と英作文も向上します。
「音読」のやり方の詳細は下の記事で紹介しています。
また、参考書を1周解いただけで満足しないでください。最低でも3周以上はしてください。
特に上級レベルの参考書は、3回の周回では足りないと思います。5回以上周回しましょう。
英文解釈の参考書ルートのまとめ
英文解釈は、英語力上げる武器になります。しかも。「英文解釈力」は、一度身につけると大学受験以外でも役立つ一生モノのスキルです。
今回紹介した参考書ルートで、一生使える「英文解釈書力」を身につけましょう。
参考書でなく、授業形式で勉強したい人には「スタディサプリ」がおすすめです。次の記事で、「スタディサプリ」の詳細を紹介しています。
また、今回紹介した参考書を低価格で購入したい学生は、「Prime Student」を利用することをおすすめします。
学生のひとであれば、「Prime Student」を利用しないと損です。詳細は、次の記事で紹介していますので、是非ご検討ください。