【英単語帳・ターゲット1400】使い方・レベルを紹介!初心者用単語帳に超おすすめ!!
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「ターゲット1400」は、大学受験性の定番の単語帳ですよね!多くの受験生が使っているのを見ます。
ターゲット1400を使っている人の中には次のような疑問をお持ちの人もいると思います。
「ターゲット1400」の効率的な使い方ってあるの?
「ターゲット1400」で勉強してるんだけど、どのレベルの大学まで対応できるの?
この記事では、上のような疑問をお持ちの人に向けて、「ターゲット1400」の使い方や到達レベルを紹介します。
- 「ターゲット1400」の概要
- 「ターゲット1400」の到達レベル
- 「ターゲット1400」に取り組んでよい人
- 「ターゲット1400」のメリット
- 「ターゲット1400」のデメリット
- 「ターゲット1400」の使い方
- 「ターゲット1400」の次
- 「ターゲット1400」のまとめ
「ターゲット1400」の概要
「ターゲット1400」は、典型的な単語列挙型の英単語帳です。
「ターゲット1400」の特徴は「極めてシンプルな構成」です。「英単語」の隣に「日本語の意味」が記載されています。この「シンプルな構成」なため、高速での集会が可能です。「高速周回可能」なため英単語力を一気に向上できます。
「ターゲット1400」はPart1~3の3部構成となっています。Part1からPart3に進むにしたがって、単語の難易度が上がっていきます。
「ターゲット1400」を使う場合は、Part1~3の全て英単語を暗記することを目標としましょう。
「ターゲット1400」をマスターすれば、共通テスト・中堅私大では高得点を獲得できます。また、難関大受験・英検・TOEIC高スコアに挑戦するための下地が完成します。
共通テストに出題される英単語の95%以上が「ターゲット1200」と「ターゲット1400」でカバーできます。残りの5%は「ターゲット1400」では網羅できていませんが、それら英単語は出題頻度がとても低いです。また、残りの5%の英単語は前後の文脈からある程度推測できます。そのため、残り5%の英単語を完璧に覚えようと必死になるより、「ターゲット1400」を完璧に覚えた方が効率的に得点を上げることができます。
姉妹書に「ターゲット1200」「ターゲット1900」があります。「ターゲット1200」は、初級者向けの英単語帳で、「ターゲット1900」は難関大学受験用の英単語帳です。
「ターゲット1400」の到達レベル
上で述べたように「ターゲット1400」の英単語をマスターした場合、到達レベルは次のようになります。
「ターゲット1400」をマスターすれば、共通テストではわからない単語はなくなります。中堅大学であれば、合格点を獲得できます。
また、TOEICや英検においてもそこそこ通用するレベルになります。
「ターゲット1400」に取り組んでよい人
「ターゲット1400」に取り組んでよい人は次の条件のうち2以上を満たす人です。
上の条件のうち、1以下しか満たせていない人は次の単語帳から1つ選んで勉強しましょう。
背伸びせずに、基本となる上の英単語帳から取り組みましょう。「ターゲット1200」は「ターゲット1400」と同じ構成なので、シンプルな構成の単語帳が好きな人には特におすすめです。
「ターゲット1400」のメリット
シンプルな構成で周回しやすい
列強型単語帳のメリットでもあるんですが、「ターゲット1400」は極めてシンプルな構成なので、例文型や長文読解型の単語帳に比べて、高速で学習可能です。
「英単語力」を上げるためには「どれだけ周回したか」がとても重要です。「ターゲット1400」はこの「周回」がやりやすいので、単語力を一気に向上できます。
基本英単語を完璧に網羅
上で述べたように、「ターゲット1400」は共通テストレベルや中堅大に出題される基本英単語を完璧にカバーしています。
このレベルの英単語は、後に難関大、TOEIC、英検を攻略していく上で「知っていて当たり前」の英単語になります。
また、上で述べたように、共通テストに出題される英単語の95%以上が「ターゲット1200」と「ターゲット1400」でカバーできます。
なので、国立大学を目指している人は、「ターゲット1200」は必ずマスターしておきましょう。
1冊で、ここまで広範囲をカバーできる単語帳は珍しいので大変おススメです。
例文がある
「ターゲット1400」には、各単語に例文が記載されています。この例文を読むことで、「英単語の使われ方」も学習できます。
実際の試験では、英単語が単体で出題されることはなく、必ず英文で出題されます。そのため、「英単語の使われ方」を確認しておくことは、大変重要です。
音声がある
「ターゲット1400」は、音声ファイルをダウンロードできます。音声を使うことで、耳からも英単語を学習できるため、定着が良くなります。
「ターゲット1400」を使う際は、かならず音声も併用すようにしましょう。
「ターゲット1400」のデメリット
飽きやすい
単語力向上には「英単語帳の周回」が必須です。しかし、「ターゲット1400」はシンプルな構成のため「周回」していると飽きやすいです。
飽きて周回をやめてしまうと単語力は全く向上しませんので、踏ん張って周回しましょう。
熟語には少し弱め
「ターゲット1400」は英単語のカバー範囲は広いのですが、英熟語のカバー範囲はあまり広くありません。
そのため、「英熟語」は別の参考書を使って、補強しておくことをおすすめします。おススメは「速読英熟語」です。
「ターゲット1400」の使い方
ターゲットのおすすめの使い方は次のようになります。
左のページの英単語を見て、右のページの日本語訳を見る(1~2秒程度)
有名な方法ですが、英単語を一秒見て、日本語訳を一秒見る。テンポよくバンバン進めていきましょう。
1日で1語目~300語までを4~5周する
人間の脳は1日に4回も5回も目にするものを重要なことだと認識し、記憶しようとします。脳のそういった特性を利用し、単語を記憶をするために、1日に300語程度を4回以上目にする機会を作ってあげます。
1日に300語を1回づつ見るというやり方はNGで、必ず4回以上周回しましょう。
こうすれば、意識しなくても、大体の英単語を勝手に覚えてしまいます。1日に300語も進めるとなると、大変に感じてしまうかもしれませんが、意外と短時間でこなすことができます。
次の日は、301語目~600語目までを同様に4~5周する
次の日も、①と同様の手順で301語目~600語までに取り組みます。
同様の手順で最後まで取り組む
このような手順で、単語帳の最後までやり切りましょう。最後の方は、単語数が増減すると思いますが、うまいこと調整してください。
2周目以降は1日当たりの量を500語程度に増やし、周回する
長期記憶(忘れない記憶)にするために、同様の方法で単語帳を何十周もしましょう。
そして仕上げに、索引を使って日本語訳のテストをしましょう。この際に覚えていなかった単語は、あなたにとって、苦手な単語です。
この単語たちは紙に書き写して、壁にでも貼っておいて、毎日確認するようにしましょう。
①~⑥のやり方で、1ヶ月程度周回すれば、勝手に英単語が頭の中に入っていると思います。
英単語の効率的な暗記方法については次の記事で詳しく説明していますので、是非ご覧ください。
「ターゲット1400」の次
大受験の場合
共通テストや中堅私大を目指す人は「ターゲット1400」だけ十分です。後は志望大の過去問を解きまくりましょう。東大・京大・早慶クラスの大学を目指す人は次の中から1つ選んで対策しておきましょう。
受験する大学に合わせて、上の中から適切な単語帳を選びましょう。例えば、東大志望なら「鉄壁」、京大志望なら「速読英単語・上級編」、早慶志望なら「パス単」がおススメです。
*「ターゲット1400」の次に姉妹書の「ターゲット1900」に進む人もいますが、「ターゲット1400」と「ターゲット1900」には重複している英単語が多いです。そのため「ターゲット1400」の次は上の単語帳に進むことを個人的にはおススメします。
TOEICの場合
「ターゲット1400」をマスターすれば、基本英単語は完璧になります。そのため、TOEICに頻出のビジネス英単語を覚えていきましょう。
TOEIC受験用の英単語帳として、最もおすすめなものは次の「金のセンテンス」です。
「金のセンテンス」の詳細な使い方は下の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
英検の場合
英検においては2級程度まで「ターゲット1400」で対応できると思います。ただし、英検は語彙力がものをいう試験ですので、確実に合格したい人「パス単シリーズ」をおすすめします。
「パス単準1級」の詳細な使い方は下の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
「ターゲット1400」のまとめ
「ターゲット1400」は標準レベルの英単語を完璧に網羅できる大変優れた英単語帳です。
英単語帳はボロボロになるまで周回してこそ、力になります。
「ターゲット1400」は極めて当然の単語帳です。「ターゲット1400」を極めて、大学受験、TOEIC、英検を乗り切る下地を作り上げましょう。