【ドラゴンイングリッシュ】使い方・レベルを紹介!英作文対策の最初の1冊におススメ
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難関大学の入試や英検には英作文が出題されます。そして、この英作文は英語長文に次いで、配点が高いことが多いです。英作文で得点できるかどうかが、合否に大きな影響を与えます。でも、次のような悩みを抱えている人も多いと思います。
英作文の勉強を始めたいけど、最初はどの参考書を使えばよいのかな??
英作文の対策って、具体的にどう行えばよいの??
こんな悩みを抱えている人には「ドラゴンイングリッシュ」をおすすめします。「ドラゴンイングリッシュ」は英作文対策の最初の1冊目にとても有効です。
この記事では、こんな疑問を解決するために「ドラゴンイングリッシュ」の概要・使い方・レベルを紹介します。
「ドラゴンイングリッシュ」で正しく学べば、英作文の基礎は完成します。
- 「ドラゴンイングリッシュ」の概要
- 「ドラゴンイングリッシュ」のメリット
- 「ドラゴンイングリッシュ」のデメリット
- 「ドラゴンイングリッシュ」の前に
- 「ドラゴンイングリッシュ」の使い方
- 「ドラゴンイングリッシュ」を進めるペース
- 「ドラゴンイングリッシュ」の到達レベル
- 「ドラゴンイングリッシュ」の次
- 「ドラゴンイングリッシュ」のまとめ
「ドラゴンイングリッシュ」の概要
英作文の基本取り組み方は、以下のようになります。
- 応用性の高い基本的な英文を暗記する
- 英作文の問題に合わせて、1で覚えた英文の単語を入れ替えて、英作文を書く
よく巷で「英作文=英借文」と言われるのこのためです。
「ドラゴンイングリッシュ」は、「応用性の高い基本的な英文の暗記」に使う参考書です。「ドラゴンイングリッシュ」には、応用性の高い基本的な英文が100個も収録されています。
「ドラゴンイングリッシュ」の英文を完璧に覚えれば、どんな英作文にも対応できる「英文のストック」が完成します。
あとは、実際の過去問や問題集で、「英文のストック」をアウトプットする練習を重ねるだけになります。
「ドラゴンイングリッシュ」のメリット
応用性の高い基本的な英文がコンパクトにまとめられている
「ドラゴンイングリッシュ」に収録されている英文は全て、応用性が高く、「ドラゴンイングリッシュ」の英文を完璧に暗記すれば、様々な英作文問題に対応できるようになります。
また、「ドラゴンイングリッシュ」は問題数が厳選されています。厳選されているにもかかわらず、過不足なく重要な英文を網羅しています。
問題数が厳選されているので、周回もしやすく、短時間で様々な英作文問題に対応できるようになります。
解説が丁寧で、独学しやすい
一般的な英作文の参考書は、問題と解答例が数個あるような構成のものが多いです。しかし、「イングリッシュ」では、丁寧な解説があります。
たとえば、以下のような多くの人が間違えがちなこ箇所も説明してくれます。
「~しながら」という表現を使いたいときは、「while Ving」とする。「with Ving」とする人が多いので要注意!
通常、独学で英作文の勉強をしていると、「間違った英語表現」を使っても、その間違いに気づけないという大きな欠点があります。「ドラゴンイングリッシュ」では上記のような「間違いやすいポイント」を明確にしてくれるので、独学でも英作文の勉強が進めやすいです。
曖昧になりがちな「時制」の解説が詳しい
「英作文」の添削を行っていると、「時制」が誤っている英文をとてもたくさん見かけます。
というのも、日本語と英語では時制に対する考え方が大きく異なる場合があるからです。日本語という言語では「完了形」をあまり意識せず、「過去形」と同じ感覚で使います。しかし、英語では「過去形」「現在完了」「過去完了」は明確に使い分けられています。
「過去形」「現在完了」「過去完了」の違いを明確に答えられる人は英語学習中級者でも少ないと思います。
このように、日本人が英文を書くと、どうしても「時制」がテキトーになりがちです。それ故に、英作文が採点される際「時制が正しく使われているか?」を入念に確認されます。そして「時制」を間違えてしまうと、大きく減点されてしまいます。
「ドラゴンイングリッシュ」では、各英文の多くに「この日本語を英訳する際の適切な時制は?」の解説があります。この解説をしっかり読み込むことで、徐々に時制に関する考え方が身につき、英作文での大きな原点を避けられるようになります。
英会話もできるようになる
「英会話」をできるようにするためには、英作文と同じで、「応用性の高い基本的な英文を覚える」ことが有効です。
「ドラゴンイングリッシュ」には、応用性の高い基本英文が100個も収録されているため、「ドラゴンイングリッシュ」をマスターすれば英会話もできるようになります。
「ドラゴンイングリッシュ」のデメリット
最低でも中学英単語は知っていることが前提
実際に「英語を書く」練習をしていくので、最低でも中学レベルの英単語は習得している必要があります。「apple」という単語さえ知らないのに、英語を書いていくことは難しいですよね?
そのため、「ドラゴンイングリッシュ」を使う場合は、最低でも中学レベル、できれば高校基礎レベルの英単語は習得しておくことが望ましいです。
標準レベルの英文法は習得しておく必要がある
英単語と同様に「英語を書く」練習をしていくので英文法の基礎事項はマスターしておくこと必要があります。
ただし、難関大学の文法問題に出題される「重箱の隅をつつく」ような文法事項まで覚えておく必要はありません。英作文は「簡単な文法を使って、自然な英文を書く」というのが基本となるからです。
「ドラゴンイングリッシュ」を使う場合は、高校基礎レベルの英文法まで知っておく必要があります。
「ドラゴンイングリッシュ」の前に
ここまでで説明したように、「ドラゴンイングリッシュ」に取り組む前に、次の2つを勉強しておくことをおすすめします。
- 中学~高校基礎レベルの英単語
- 高校基礎レベルの英文法
中学~高校基礎レベルの英単語、高校基礎レベルの英文法を習得するには、下の記事を参考にしてください。中学~高校基礎レベルの英単語を習得するには、単語帳紹介記事の「初級レベル」までマスターすれば十分です。
「ドラゴンイングリッシュ」の使い方
おすすめの「ドラゴンイングリッシュ」の使い方は次のようになります。
日本語を英語に訳す
まずは、左ページの日本語を英訳してみましょう。ここでは、そこまで時間を使わなくて構いません。「とりあえず、書けるだけ書いてみる」くらいの気持ちで良いです。
というのも、ここで変に時間を使いすぎると、「誤った英文」が頭に刷り込まれる危険性があるからです。頭に刷り込むべきは、解答である「正しい英文」です。
そのため、初見で解くことにこだわらず、時間をかけずに進めていきましょう。
「自分の訳」と「答え」を照らし合わせる
実際に「自分の書いた英文」と「模範解答の英文」を照らし合わせ、どこが間違っていたのか確認してください。
「間違っていた部分」や「全く書けなかった部分」は、これから重点的に頭に入れる必要がある箇所です。
この「重点的に頭に入れるべき部分」をあぶり出しましょう。
解説を読み込み、英文の構造を十分理解する
模範解答の英文と解説を読み込みましょう。
特に、先にあぶり出しておいた「間違っていた部分」や「全く書けなかった部分」の解説は、入念に読み込みましょう!ここをテキトーにやるとほとんど力が付かないので、必ず納得できるまで確認してください。
また、そして、英文の構造を完璧に押さえてください。「完璧に」といっても、「ドラゴンイングリッシュ」で使われている英文は、基本的なモノばかりなので、上で紹介した文法書をこなした人であれば、容易に英文構造を把握できると思います。
英文を言えるようになるまで音読する
次は、何も見なくても、模範解答の英文を唱えられるようになるまで、英文構造を意識しながら、何度も音読しましょう。多くの人は、10~20回音読すると、何も見ずとも、唱えられるようになると思います。暗記が苦手な人でも30回音読すれば、何も見なくても、唱えられるようになります。
日本を見るだけで、英文を書けるか確認する
最後に確認として、日本語を見るだけで模範解答と同じ英文を書くことができるか確認しましょう。しっかり音読した人であれば、問題なくかけると思います。
ただし、口では言うことができても、実際に書いてみると「スペル」や「冠詞の誤り」があったりします。そういった箇所がないか確認しながら進めて下さい。
模範解答と同じ英文を書けるようになったら、次の問題に進みましょう。
周回する(CDも使う)
1周終わった後は、周回しましょう。この「周回」の際には付属のCDを使い、音読を中心に周回しましょう。「ドラゴンイングリッシュ」の英文が口と体に染みつくまで、オーバーラッピングとシャドーイングをして周回しましょう。最低でも10周はしましょう。
周回と聞くと大変そうに聞こえるかもしれませんが、2周目以降は、かなり短時間で周回できるので安心してください。
音読の詳しいやり方は、下の記事を参考にしてください。
「ドラゴンイングリッシュ」を進めるペース
「ドラゴンイングリッシュ」には100本の英文が収録されています。1日1英文進めれば100日で1周できます。1日2英文進なら50日で1周できます。
しかし、「ドラゴンイングリッシュ」の英文は難易度がそんなに高くありません。そのため、自分の持ち時間との相談になりますが、私は1日で10英文ほど進めることをおすすめします。
「1日で10英文なんて多すぎ!」と感じる方もいると思いますが、基礎英単語・英文法を習得できている人であれば、1日で10英文進めるのに1時間もかからないと思います。
このペースで進めれば、「ドラゴンイングリッシュ」を10日で1周できます。2周目では、1日20英文以上すすめることができると思います。3周目では30英文以上進めるようになると思います。
このように周回すればするほど、短時間で周回できるようになります。そして、周回回数が増えれば増えるほど英作文の能力も向上していきます。
つまり、大変なのは、最初の1周目だけで、周回すればするほど楽になっていきます。このことを頭に入れて、途中であきらめず周回してください。
「ドラゴンイングリッシュ」の到達レベル
「ドラゴンイングリッシュ」だけでは、そこまで到達レベルは高くありません。
しかし、「ドラゴンイングリッシュ」の後に、問題集や過去問でアウトプットの練習をすれば、ほとんどの試験に合格できるようになります。
いわば「ドラゴンイングリッシュ」は、「英作文の土台を固める」ための参考書です。
「ドラゴンイングリッシュ」の次
自由英作文が出題される試験を受ける人には、「ハイパートレーニング 自由英作文編」に取り組むことをおすすめします。
「ドラゴンイングリッシュ」は、1日本文→1英文の構成のため、自由英作文の書き方は、別途勉強しておく方が無難です。
自由英作文が出題されない人は、次に過去問に取り組んで問題ないと思います。過去問を解く際は、「ドラゴンイングリッシュ」で覚えた英文の単語を変えて使うようにすれば、自然な英語が書けると思います。
「ドラゴンイングリッシュ」のまとめ
「ドラゴンイングリッシュ」は、英作文に初めて取り組むという人におススメです。
英作文が出来う様になれば、試験に合格できるだけでなく、英会話もできるようになります。
英会話ができるようになれば、英語がもっと楽しくなると思います。
大学に合格するため、英語を楽しむためにも、今回の記事を参考に、是非「ドラゴンイングリッシュ」をマスターしてください。