【全レベル問題集 英語長文】最も独学しやすい長文問題集!使い方、難易度、到達点を紹介!!
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英単語、英文法、英文解釈をある程度勉強した人、そんなん人はついに英語長文の勉強に進むべきです!
英語長文は、英語試験の中で最も配点が高く、英語長文問題を正解できるかどうかが、合否の分かれ目になります。
しかし、次のような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
本屋さんには、星の数ほど英語長文の問題集があって、どれを使うか迷う~!
こんな悩みを抱えている人には、「全レベル問題集 英語長文(以下、全レベル問題集)」を検討しても良いと思います。
「全レベル問題集」は、独学で英語の勉強を続けている人でも使いやすい大変親切な問題集です。
今回の記事を読んで、「全レベル問題集」に魅力を感じた人は、是非、「全レベル問題集」で勉強してください!
- 「全レベル問題集」の前にやっておくこと
- 「全レベル問題集」の概要
- 「全レベル問題集」のメリット
- 「全レベル問題集」のデメリット
- 「全レベル問題集」の使い方
- 「全レベル問題集」の到達レベル
- 「全レベル問題集」の次の参考書
- 「全レベル問題集」がおすすめな人
- 「全レベル問題集」のまとめ
「全レベル問題集」の前にやっておくこと
「英語長文」に取り組む前に身につけておくべき力があります。それは、最低限の「英単語力」、「英文法力」、「英文解釈」です。
これらを取得できてない人は、まず英単語や英文法を学習しましょう。
最低限の「英単語力」「英文法力」「英文解釈」って、どうやって勉強すればよいの??
という人は、下の記事を参考にしてください。
「英単語力」「英文法力」「英文解釈」が身についてないまま、「英語長文」に取り組んでも、得られるものはほとんどありません。
なので、まずは、焦らずに「英単語力」「英文法力」「英文解釈」から取り組みましょう。
「全レベル問題集」の概要
「全レベル問題集」のレベルや問題数は次のようになります。
難易度 | 問題数 | |
---|---|---|
① 基礎レベル | 高校基礎レベル | 7 |
② 共通テストレベル | 共通テスト7割 | 10 |
③ 私大標準レベル | 中堅私立レベル | 13 |
④ 私大標準レベル | MARCHレベル | 12 |
⑤ 私大最難関レベル | 早慶レベル | 10 |
⑥ 国公立レベル | 東大・京大レベル | 10 |
「全レベル問題集」の最も大きな特徴は、次のようになります。
「全レベル問題集」の最大の特徴は「独学・復習しやすい構成」です。
英語長文を独学で勉強していると、「長文を読んで、問題を解いて、採点して一喜一憂して終わり」となりがちです。
このやり方では、点数は伸びません。
しっかり、解答の根拠を明確にし、重要ポイントを徹底的に復習することが大切です。
しかし、独学で勉強していると「解答の根拠がわからない」「どこを重点的に復習すればよいかわからない」ということになりがちです。
「全レベル問題集」は、解答の根拠や復習ポイントが明確で、独学者でも取り組みやすい工夫がてんこ盛りです。
詳しくは後述しますが、例えば、「誰でも理解できる丁寧な解説」、「重点的に復習すべき文法事項」、「大学別の出題傾向分析」、「語句テスト」などがあげられます。
「全レベル問題集」は、独学を主体とする学習者には最もおすすめできる英語長文問題集です。
「全レベル問題集」のメリット
英文を読むための基礎知識
「全レベル問題集」の①~④では、「英文を読むための基礎知識」という項目があります。
「文型の見分け方」などの英文解釈などの読解のポイントが丁寧に記載されています。
英文解釈があまり得意でない方は、読解の前に「英文を読むための基礎知識」を読み込むことで、英文がグッと読みやすくなります。
既に英文解釈を学んだ人も良い復習になるので、簡単にで良いので目を通しておきましょう。
他の英語長文問題集には、「英文を読むための基礎知識」のような読解のポイントが丁寧にまとまった項目はないので、「全レベル問題集」は独学者向きと言えます。
文法事項の整理
「法事項の整理」では、「文法事項の整理」という項目もあります。
「文法事項の整理」には、その長文で重点的に復習するべき英文法事項(とついでに覚えるべき英文法事項)が詳しく解説されています。
独学で勉強を続けていると、「どこが重要なポイントかわからない」「徹底的に復習しなくてはならない事項がわからない」ということになりがちです。
「全レベル問題集」で勉強すれば、「重要ポイント」が明確に書かれているので、このような事態になりません。
この点からも、「全レベル問題集」も独学しやすい英語長文問題集と言えます。
語句テスト
「全レベル問題集」には、「語句テスト」があります。
英語で最終的にモノを言うのは単語力です。
これはまぎれもない事実です。
なので、長文問題集で遭遇した「知らなかった英単語」は全て覚えるべきです。
しかし、長文の勉強をしていると、この英単語の復習が疎かになりがちです。
「全レベル問題集」には「語句テスト」が付いているのでこの悩みは無用です。
「語句テスト」を使って、満点を取るまで英単語の復習をすれば英単語力の復習が疎かになることはなく、英語力がみるみる向上します。
CDが付属
「全レベル問題集」では、英語長文のCDが付属されています。
英語学習において、音声は超重要です!英語は言語なので、実際に「聞く」「口に出す」が重要です。
音声があればこれらの作業が大変やりやすくなります。
この音声も使い倒すことで、長文読解力だけでなく、リスニング力、英作文力、スピーキング力も爆上がりすることを保証します!
音読の効果と具体的な学習方法は下の記事を参考にしてください。
ディクテーション練習付き
「全レベル問題集」には「ディクテーション」の練習問題が付いています。
具体的には、本文の1部を空欄にしたものが搭載されています。
付属のCDを用いて、ディクテーションの練習をすれば速読力・リスニング力も向上します。
この「ディクテーション」できるようになることは当然で、最終的には、「シャドーイング」できるようになりましょう(後述)。
英文の構造分析がある
「全レベル問題集」では、英文の構想解析があります。
①~④では、全ての英文にSVOCMが振られています。
一方、⑤と⑥では重要な英文や難易度の高い英文のみにSVOCMが振られており、基本的な英文は自力で解釈可能なことが前提な設計です。
もちろん、この構文解析は単にSVOCMが振られているだけでなく、日本語でも解説してくれいています。
例えば、「この英文は、分子構文が使われている」や「この構文は関係代名詞の非制限用法で、重要である」の様にです。
とても丁寧に解説されているので、把握できなかった英文の構造をしっかり把握できるようになります。
英文の構文が曖昧なまま勉強を進めても、英語力はほとんど向上しません。
「全レベル問題集」では、この英文の構造分析と丁寧な解説が記載されているため、英語力を効率的に向上できます。
大学別の出題傾向分析
「全レベル問題集」には、大学ごとの出題傾向分析が記載されています。
出題テーマの比率や難易度も記載いされています。
独学者は、大学の出題傾向の分析情報が得られにくいため、このような情報が載っている問題集は大変有用です。
パラグラフ・テーマ解説あり(⑤と⑥のみ)
「全レベル問題集」の⑤と⑥では「パラグラフ展開」と「テーマの解説」があります。
ある程度レベルの高い大学を受ける場合は、「パラグラフ」ごとに内容・主張を理解し、「テーマ」の基本的なことは理解していないと、解ききることが難しくなります。
「全レベル問題集」では自分では勉強しづらい「パラグラフ展開」と「テーマの解説」まで付いているので、独学で難関大学を受ける人には大変ありがたい問題集です。
「全レベル問題集」のデメリット
上限レベルが低め
「全レベル問題集⑥」まで取り組んだとしても、他の問題集に比べて、若干到達レベルが低いです。
「全レベル問題集⑥」まで取り組んだとしても、最難関大学(東大・京大)を受けるには、もう少しレベルの高い問題集に取り組んでおきたいところです。
詳しくは、後述しますが、最難関大学(東大・京大)を受ける人は「レベル別英語長文⑥」に取り組んでおいても良いと思います。
⑤と⑥から解説が少なくなる
これまでに述べた様に、「全レベル問題集⑤と⑥」では、解説が少なくなります。
「英文を読むための基礎知識」「文法事項の整理」「ディクテーション」が完全になくなり、「英文構造解析」についても「重要構文」や「難易度の高い」問題に絞られています。
英文の構造を含めて細かく解釈したい人にとっては、若干のデメリットかもしれません。
ただし、「全レベル問題集⑤、⑥」に取り組む人は、既に基本的な英文は解釈可能な場合が多いと思います。
そういう人にとっては、不要な解説は省略されているということは、メリットにもなりえます。
「全レベル問題集」の使い方
「全レベル問題集」に限らず、長文読解力を効率よく伸ばすために、最もおすすめの取り組み方は次のようになります。
長文問題は1度解いて、軽く復習したら終わりではありません。
読んだ長文は徹底的に復習し、シャドーイングできるようにするというのが確実に英語力を伸ばす秘訣です。
シャドーイングできるようになる長文が増えれば、増えるほど、初見の英文も詰まることなく、素早く、正確に読めるようになります。
これを踏まえて、「全レベル問題集」のおすすめの使い方を紹介します。
長文問題を解く
まずは、長文問題を解いてください。
ここでのポイントは「わからない部分があっても、なんとか自力で答えを出す」と「選択肢を選ぶ際は、カンで選ぶのではなく、解答の根拠を本文中から見つけて解答する」ということです。
もちろん、初見の問題だと、なかなか難しいと思いますが、できる限りこのことを意識しながら解いてください。
答え合わせ
解いた問題の答え合わせをします。
この際、正答率は正直どうでも良いです。
それよりも、「どの文を読み間違えたから、不正解だったのか?」「なぜ不正解の選択肢を選んでしまったのか?」「正解の選択肢の根拠はどの英文か?」をしっかり確認しながら採点してください。
単語・構文を調べる
長文を読んだ際に知らなかった英単語や解釈できなかった英文を調べてください。
調べた英単語や英文は、軽く頭に残る程度には把握しておいてください。
CDでディクテーション・オーバーラッピング
英単語や英文構造を把握できたら、付属のCDを使って、(ディクテーション→)オーバーラッピングをしてください。
「全レベル問題集①~④」には、「ディクテーションの練習問題」も付いているので、これを活用して、まずは、ディクテーションにチャレンジしてください。
ディクテーションができるようになれば、次はオーバーラッピングに挑戦してください。
最初の方は、うまくオーバーラッピングできないと思います。しかし、10回ほど、練習すればなんとかオーバーラッピングできるようになるとも思います。
スムーズにオーバーラッピングできるようになるまで、根気強く練習を重ねてください。
オーバーラッピングできるようになるころには、知らなかった英単語や英文構造は、頭の中に、かなり定着していると思います。
CDでシャドーイング(できるようになるまで)
オーバーラッピングできるようになったら、最後にシャドーイングに取り組んでください。
はじめは、うまくシャドーイングできないと思います。
何度もトライすれば、必ずできるようになりますので、諦めずに練習してください。
シャドーイングできるようになるころには、知らなかった英単語や英文構造は、頭の中に、ほぼ完ぺきに定着していると思います。
シャドーイングできるようになれば、その英語長文は卒業で構わないと思います。
ここまでやり切れば、英語力が大きく向上します。
シャドーイングできるようになる長文が増えれば、増えるほど、初見の英文も読みやすくなり、リスニング力・速読力も向上します。
なので、「全レベル問題集」の全ての長文をシャドーイングできるようになることを目標にしましょう。
「全レベル問題集」の到達レベル
「全レベル問題集」をマスターすることで次のレベルに到達できます。
ただし、この到達点は、「全レベル問題集」の後に、過去問で十分演習を積んだ場合の到達点です。
志望校合格には出題問題の傾向に合わせた対策が必須なので、「全レベル問題集」で目標レベルまで英語長文読解力を鍛えた後に、十分な過去問演習が必須です。
「全レベル問題集」の後は志望校の過去問を十分に演習してください。
「全レベル問題集」の次の参考書
これまで述べた様に、「全レベル問題集」は、少し到達レベルが低いので、最難関レベルの大学を目指す人は、「全レベル問題集⑥」まで取り組んだ後、もう1段レベルの高い問題集に取り組んでおきましょう。
1段レベルの高い問題集として、「英語長文レベル別問題集⑥」に取り組みましょう。
上の問題集は、受験界隈では有名な問題集で、難易度も高く、「全レベル問題集⑥」の後に取り組むのに最適です。
また、有名な問題集であるため、多くの受験生が取り組んでいる可能性が高いです。
最難関大学受験者は、周りの受験生に差をつけられないためにも、是非取り組んでおきたい問題集です。
「全レベル問題集」がおすすめな人
これまで紹介した「全レベル問題集」のメリット・デメリットを踏まえて、「全レベル問題集」がおすすめな人は次のようになります。
独学で勉強する人
これまで述べた様に「全レベル問題集」は、非常に独学しやすい問題集です。
そのため、独学を主体として勉強を進めていく人には「全レベル問題集」は大変おススメです。
⑥の後に他の問題集い乗り換えられる人(最難関大学を目指す人のみ)
「全レベル問題集」は⑥までマスターしても、最難関大学のレベルにギリギリ到達できるかどうかです。
最難関大学を目指す人は、もう1つレベルの高い問題集に取り組むことが好ましく、つまり、途中で、他の問題集に「乗り換える」必要があります。
「どうしても同じシリーズで揃えたい!」という人には、「全レベル問題集」は不向きです。
「全レベル問題集」のまとめ
「全レベル問題集」は、昔からある有名な参考書ですが、独学者でも安心して使える大変優れた問題集です。
「塾に通うお金がない人」や「学校の英語の先生の授業がくそ!」という人でも使いやすい問題集です。
「全レベル問題集」は比較的安い問題集のため、お金は最低限しかかからないにも関わらず、勉強効果は最強レベルです。
独学で英語の実力を上げたい人は、「全レベル問題集」で勉強しましょう!