英文法の標準事項を完全網羅!「Evergreen」の使い方やレベルを紹介!!「Evergreen」だけでは完結できない!?網羅型の問題集の併用は必須!
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使い方やレベルを今回は「Evergreen」を紹介します。受験生の中では割と有名な参考書ですが、中には、次のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
Evergreenって何!?
すごい分厚いけど、どうやって使えばいいの?全部読んで覚えるの?
といった疑問を抱いている方も多いと思います。そこで、今回は、Evergreenとはどういった参考書なのか?どんな人に向いているのか?使い方や到達レベルなどを紹介していきたいと思います。
Evergreenの概要
Evergreenは、インプット用の参考書で、英文法のほぼ全ての標準事項が記載されています。いわば英文法の辞書のようなものです。
Evergreenをマスターすれば、インプットは完璧です。あとは、適切な問題集を使ってアウトプットの練習をすれば、英文法においては無双できます。
網羅性抜群の参考書ですが、とにかく分厚く、重厚感があります。そのため、何の戦略もなく、本書に頭から取り組んでも、挫折する可能性が極めて高いです。
Evergreenを使うときの注意点
英文法超初心者にはおすすめできない
「英文法って何?」っていう超初学者がEvergreenを通読しようとしても、間違いなく挫折します。そのため、本書に取り組む前に、英文法の基礎事項を頭に入れておくことをおすすめします。基礎事項を入れた状態でEvergreenを読めば、内容がスイスイ頭の中に入ってきます。英文法の基礎事項の習得のためにおススメの参考書は、下の記事で説明していますので、是非ご覧ください。下記の事項をあらかじめ頭に入れた上で、Evergreenに取り組めば、スムーズに読み進めることができるでしょう。
Evergreenの後に必ずアウトプットの練習を
もうひとつ注意点があります。それは「Evergreenだけを勉強しても意味がない」ということです。Evergreenのようなインプット教材で学んだだけでは、テストの点数はあまり上がりません。Evergreenでインプットをした後は、問題集を用いてアウトプットの練習をする必要があります。なので、決してEvergreenを通読して終わりではなく、必ず問題集を用いてアウトプットしましょう。私はアウトプットの練習には「Next Stage(ネクステ)」を使用しました。ネクステは、下の記事で紹介していますので、是非ご覧ください。
途中で投げ出さず、最後までやりきろう
Evergreenは分厚い参考書です。なので、効率的に取り組んでいかないと、終わるまでに多くの時間がかかってしまいます。また、途中で挫折する可能性すらあります。途中でやめてしまうことほど、もったいないことはありませんので、しっかりした戦略を持って、あきらめることなく最後までやりきる必要があります。
以下で、私のおすすめするEvergreenの使い方を紹介します。
Evergreenの使い方(3パターン)
パターン① Evergreenで初級レベルから勉強する人
Evergreenを使って英文法を基礎から勉強する人におススメの方法です。
ただし、先述のように、ある程度の基礎事項をインプットしておくことをおススメします。
① Evergreenと問題集(ネクステがおススメ)を用意します。
② 1~2章は、英文法の基礎となることが書かれています。これらの章は、理解が難しい部分ではないので、理解するのは簡単です。ですが、これらの章は、英文法を学んでいく上で確実に理解しておく必要があるないようです。なので、焦らずに1~3章は確実に理解できるように何度も読み返してお下さい。
③ 3章以降を一章ずつ通読してください。
④ 各章を読み終わるごとにネクステなどの問題集で当該事項を扱った問題を解く。わからない問題があればエバーグリーンで確認してください。
*ごくまれにエバーグリーンでも調べてもわからないことがあるかもしれません。そんな時は、Google先生に聞いてみてください。解決するはずです。ただし、エバーグリーンを用いずに、いきなりGoogle先生に聞いてみるのはおススメしません。時間がかかりすぎますし、体系的に英文法を学べないと思います。
⑤ 最終章まで終わったら、もう1回、問題集を最初から解いていってください。この時に、わからない問題が出てきたらEvergreenの当該場所を再度、理解確認をしてください。
⑥ 1周ですべてを吸収できる人はいないので、問題集を周回してください。最低でも3周、できれば5周ほど周回してほしいと思います。
この方法が、1番確実に英文法力を身に付けることができます。確実に力がつく半面、デメリットとして、時間が比較的長くかかってしまうということがあります。ですので、試験までの残り時間などと相談して、この方法で学習するかを決めてください。
パターン② 英文法の基礎事項をすでに習得済みの人
学校の授業や映像授業なので英文法の基礎がある程度頭に入っている人には、以下の使い方をすることをおススメします。
既に基礎的な内容を頭に入っている人であれば、こちらの使い方をすることを断然おススメします。わからないところがあれば、Evergreenで調べれば、すぐに解決できると思います。この使い方では、比較的短時間で英文法を仕上げることができます。
パターン③ 時間のない人
英文法をほとんど勉強したことがないけど、英文法をじっくり勉強している暇がないという人にはおススメの方法が下記です。
超時短ルートです。理解力や法則を把握する能力に自信のある方は、このルートでも大丈夫かもしれません。なんだかんだ、このルートが最強説があります。
到達レベル
上のやりかたで、エバーグリーンと問題集(ネクステなど)をこなし、過去問に取り組めば、下記のようなレベルに到達できます。
✓ 大学受験 MARCH合格
✓ TOEIC 600~700点到達
✓ 英検 準一級合格
英検準一級に文法問題自体は出ませんが、英文を読解するうえで英文法力は必須です。エバーグリーンと問題集をこなせば、より高いレベルの問題に取り組んでいく際にも、行き詰まることなく対応していくことが可能なレベルになります。
Evergreenの次の参考書
Evergreenとネクストなどの問題集を終えれば。次は目的別に問題集に取り組んでいけば良いと思います。どの試験を受けるにしても比較的レベルの高い問題集を勉強していくことが可能なレベルになります。例えば下記です。。
■ 大学受験の場合
✓ 英文法ファイナル問題集
✓ レベル別問題集
✓ ポラリス
上の参考書は、レベル別で問題集がありますので、それぞれの受験校に合わせた問題集を使用してください。いきなり上の問題集に取り組んでも解説が理解できないと思います。「Next Stage」をマスターした後なら、大部分の問題は解けると思います。解けなくても、解説はすんなり理解できると思います。なのでしっかり、「Next Stage」をマスターして下さいね!
■ TOEIC受験の場合
✓ TOEIC L&Rテスト 出る1000問
✓ 1駅1題 TOEIC L&Rテスト 文法特急
上の参考書は、TOEICに出やすい問題が厳選された良書です。
「出る1000問」は分量が多く周回がしにくいのがネック・・・。ただし、その分網羅性が高く、到達レベルも若干高いです。
時間のない方は「1駅1題 TOEIC L&Rテスト」をおススメします。問題数が少ないので、周回もしやすいです。私は、TOEIC対策として、この問題集を周回しました。網羅性や到達レベルは若干下がりますが、私はこれでもTOEICで高得点を獲得できました。
いずれの問題集も、英文法の基礎は理解している前提の参考書ですが、Next Stageをマスターした方なら、問題なく理解できます。
■ 英検
✓ 受験する級の過去問
準1級などの上級レベルになると、英文法の問題自体は出題されませんが、英文読解には英文法力は必須です。ですので、英文法はマスターしておきましょう。
Evergreenのまとめ
Evergreenと問題集を使って、インプットとアウトプットの練習をしていけば、標準ちょい上のレベルの英文法力が身につきます。英検、TOEICなどいろいろな英語試験がありますが、どの試験においても英文法力は必要不可欠です。なので、Evergreenと問題集をうまく使って、英文法力を身につけましょう。