「thus」の代表的な使い方4パターン!意外と訳せない注意の必要な「thus」!!

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「thus」という単語。英文を読んでいると時々出てきます。出現頻度が激高というわけではないですが、急に出てくると文意の把握や訳し方に困りますね。

「thus」は苦手・・・。

こんな方も多いと思います。今回は、代表的な「thus」の使い方・訳し方4パターンをご紹介します。この記事を読めば、「thus」の使い方で困ることはないと思います。

 そもそも「Thus」とは

そもそも「thus」とは、何なのでしょうか?品詞は?うまく答えられる人は少ないのではないでしょうか?「thus」の正体は以下です。

「 thus 」の正体 
  • 「thus」の品詞は「副詞、接続副詞(文と文をつなげる副詞)」

  • 「thus」は「このようにして」「だから」「結果として」と訳す
  • 「thus」=「therefore」、「so」、「as a result」
  • 「thus」は固い表現

 

 パターン①「thus 」=「このようにして」

文中や文頭に「thus」がある場合はの訳し方を説明します。

例えば、次のような例文です。

  例文  
・Thus I got a job.
(このようにして、私は職を得ました。)
 
これが、「thus」の最も基本的な出現パターンです。
基本的には「このようにして」と訳して下さい

 パターン②「thus」= 「だから」

  例文  
・He is good at speaking English, thsu he was transferred to an overseas branch.
(彼は英語を上手に話す。だから海外支店に転勤になった。)
 
このように、「thus」は「だから」と訳すとうまくいく場合もあります
パターン①と②で、90%以上の英文は上手く訳すことができます。
ですので、パターン①と②については、確実に押さえておいてください。

 パターン③「~, thus …ing」

例えば、下記のような英文があったとします。

  例文  
・He read the last page, thus finishing the book.
(彼は最後のページを読んだ。結果として、本を読み終えた。)
 
このように、「~, thus …ing」の形の場合は、「~。結果として…している(した)」または「~。それで…している(した)」とすればうまく訳せます。この際、「…ing」部位の訳出には、前半の「~」の部位に合わせた時制を用いてください。
のパターンは覚えていない人が多いですが、大学受験や英検の長文で時々見かけますので、押さえておきましょう。
 

 パターン④「thus far」=「今までで」

  例文  
・That painting was the most beautiful thus far.
(あの絵は今までで一番きれいだった。)
 
上の英文のように「thus far」の形で使われ場合は、「今までで」または「今までのところ」と訳します
なお、「thus far」=「so far」ですので、同時に覚えましょう。
ただし、「thus far」はかなり堅い表現ですので、口頭で使う場合は「so far」を使いましょう。
 

「thus」のまとめ

紹介してきたように、「thus」には複数の訳し方があり、急に出てくることがある英単語です。今回紹介した用法を抑えておけば、ほぼ全ての英文に対応できますので、英語学習者はぜひ押さえておきましょう!

 

 「thus 」のまとめ 
  • 「thus」は「このようにして」「だから」と訳す
  • 「~,thus …ing」=「~。結果として…している(した)」と訳す
  • 「thus far」=「今までで」と訳す。
  • 「thus」は固い表現

 


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