【やっておきたい英語長文】使い方に注意!最適な使い方を紹介!メリット・デメリット・難易度も紹介!!
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「英単語」「英文法」「英文解釈」をある程度勉強した人、そんなん人はついに英語長文の勉強に進むべきです!
英語長文は、英語試験の中で最も配点が高く、英語長文問題を正解できるかどうかが、合否の分かれ目になります。
しかし、次のような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
本屋さんには、星の数ほど英語長文の問題集があって、どれを使うか迷う~!
こんな悩みを抱えている人が、本屋に行くと「やっておきたい英語長文」が目に留まるかもしれません。
「やっておきたい英語長文」は、昔から多くの受験生に愛用されている英語長文問題集です。
古くに出版され、現代まで生き残っているということは、「やっておきたい英語長文」は優秀な問題集で、時代が進んでも絶版にならず使われ続けているということです。
しかし、「やっておきたい英語長文」は、昔の問題集であるがゆえに、正しく使わないと効果が得られにくい問題集でもあります。
今回の記事を読んで、「やっておきたい英語長文」の概要、メリット・デメリット、正しい使い方を解説します。
今回の記事を読んで、「やっておきたい英語長文」に魅力を感じた人は、是非、「やっておきたい英語長文」を手に取ってみてください!
- 「英語長文」の前にやっておくこと
- 「やっておきたい英語長文」の概要
- 「やっておきたい英語長文」のメリット
- 「やっておきたい英語長文」のデメリット
- 「やっておきたい英語長文」がおすすめな人
- 「やっておきたい英語長文」の使い方
- 「やっておきたい英語長文」の到達レベル
- 「やっておきたい英語長文」の次
- 「やっておきたい英語長文」のまとめ
「英語長文」の前にやっておくこと
「英語長文」に取り組む前に身につけておくべき力があります。
それは、最低限の「英単語力」、「英文法力」、「英文解釈」です。
これらを取得できてない人は、まず英単語や英文法を学習しましょう。
最低限の「英単語力」「英文法力」「英文解釈」って、どうやって勉強すればよいの??
という人は、下の記事を参考にしてください。
「英単語力」「英文法力」「英文解釈」が身についてないまま、「英語長文」に取り組んでも、得られるものはほとんどありません。
なので、まずは、焦らずに「英単語力」「英文法力」「英文解釈」から取り組みましょう。
「やっておきたい英語長文」の概要
「やっておきたい英語長文」の難易度や問題数は次のようになります。
難易度 | 問題数 | |
---|---|---|
300 | 高校基礎レベル | 30 |
500 | 共通テスト7割レベル | 20 |
700 | 中堅私立レベル | 15 |
1000 | MARCHレベル | 10 |
「やっておきたい英語長文」は難易度・word数に応じて、4冊に分かれています。
「やっておきたい英語長文」の最も大きな特徴は次のようになります。
「やっておきたい英語長文」の最大の特徴は「記述形式の問題が多い」ということです。
他の「英語長文問題集」では、「選択形式の問題が多い」ものが多いです。
「やっておきたい英語長文」はそれよりも多くの「記述形式の問題」が収録されています。値段も安いため、コスパは最強クラスです。
しかも、「やっておきたい英語長文」に掲載されている問題の質が極めて高いです。
英語長文の読解力を向上するには「質の高い問題を解くこと」がとても重要です。
「やっておきたい英語長文」には、解いてタメになる問題が多く記載されています。
「やっておきたい英語長文」1冊をマスターすれば、英語長文の読解力が大きく向上すること約束しましす。
「やっておきたい英語長文」を聴くと、次のように考える人もいるかと思います。
英語長文には初めて取り組むけど、「やっておきたい英語長文」には良問が多いんだー!じゃあ、さっそく「やっておきたい英語長文」をやろう!
このような人、ちょっと待ってください!
「やっておきたい英語長文」には良問が多いですが、欠点もあります。
「やっておきたい英語長文」は解答・解説が詳しくないというデメリットがあります。
そのため、英語長文初心者が最初の1冊目には選ぶにはおススメしません。
「やっておきたい英語長文」は、どんな人に適切ななのかは、以下で説明していきます。
「やっておきたい英語長文」のメリット
問題数が多い
他の「英語長文問題集」では、比較的問題数が多めです。
英語長文の問題集では、「word数」が多くなるほど問題数が少なくなる傾向がありますが、たとえば、「word数」が300の一般的な問題集では10~15題程度の問題が収録されている場合は多いです。
「やっておきたい英語長文300」では、なんと30題が収録されています。
超長文を扱っている「やっておきたい英語長文1000」でも10題が掲載されています。
ここまで多くの問題を掲載している問題集は、他にないです。
英語長文の読解力を向上するには、多くの長文問題を解いて、経験を積むことがとても大切です。
「やっておきたい英語長文」には、多くの問題が載っているため、1冊で多くの経験値を稼ぐことができます。
たった1冊で、ここまで経験値を積める問題集は珍しく、とても貴重です。
良問が多い
「やっておきたい英語長文」に選ばれている長文・設問はすべて質が高いです。
質の低い問題を解いていても、長文読解力は効率的に向上しません。
「やっておきたい英語長文」は、良問が厳選されており、問題数も多いため、質の高い問題をたくさん演習できます。
「やっておきたい英語長文」を使っておけば、他の受験生に差をつけられることはありません。
記述形式の問題が多い
多くの問題集では、選択形式の問題が多いのですが、「やっておきたい英語長文」には記述形式の問題が多く掲載されています。
記述形式の問題は、国立大学で頻出で、差の付きやすい部分になります。
そのため、「記述形式」の問題は確実に演習を積んでおく必要があります。
「やっておきたい英語長文」では、質の高い記述形式の良問が多く掲載されているため、国立大学の「記述問題」の対策に最適です。
「やっておきたい英語長文」は、国立大学志望の人は必ずやっておかなければならない問題集です。
安い
「やっておきたい英語長文」は、問題数が多いわりに、値段も安くて、コスパ最強の問題集です。
高校生が購入することが多いため、この価格設定は嬉しいです。
「やっておきたい英語長文」は、質も高く、コスパも良い問題集なので、国立大学を志望している人は、取り合えあえず、購入しておいても良いのではないでしょうか?
「やっておきたい英語長文」のデメリット
解答・解説が不親切
「やっておきたい英語長文」の解答解説は、親切とはいいがたいです。
例えば、以下が挙げられます。
「やっておきたい英語長文」の設問の解説はかなり簡素で、不正解の選択肢の解説もありません。
そのため、英語長文初心者が上手に扱うのは厳しいと思います。
また、英文に「SVOCM」を振ってくれておらず、簡単に日本語で「○○は分子構文」といった風に、簡単に説明されている程度です。
ある程度、英語力があって、日本語訳から逆算して構文を把握できる人でなければ、適切に取り扱うのは難しいと思います。
音声がない
現代のほとんどの長文問題集にはCDやダウンロード形式の音声が付属している中、「やっておきたい英語長文」にはCDなどの音声が付属していません。
正直これは痛いです。
英語は言語なので「耳から聞く」、「音声をまねて音読する」ことがとても有効です。
「やっておきたい英語長文」では、これがやりづらいです。
そのため、「やっておきたい英語長文」を使う場合は、ある程度自分で音読できる能力あることが好ましいです。
流行りのテーマを網羅していない
大学受験においては、流行りのテーマがあります。
最近でいえば、「宇宙」に関するテーマは扱われやすいですが、「やっておきたい英語長文」では、このような「流行りのテーマ」を抑えきれていません。
そのため、志望大学で出題されやすいテーマは、他の問題集や過去問で演習する必要があります。
「やっておきたい英語長文」がおすすめな人
これまでに述べた「やっておきたい英語長文」のメリット、デメリットを踏まえて、「やっておきたい英語長文」がおすすめな人を紹介します。
これまでに説明したように、「やっておきたい英語長文」は「長文の質・量が良い」「多量の記述形式の問題演習の訓練が積める」といった、他の問題集にはない強みをもっています。
国立大学を志望する人は「やっておきたい英語長文」に取り組んでおかないと他の受験生に差をつけられる可能性があります。
しかし、「やっておきたい英語長文」は「解説がイマイチ」「音読しにくい」といった弱点を持っています。
そのため、「やっておきたい英語長文」を使用する際は、この弱点を補いながら勉強する必要があります。
「やっておきたい英語長文」の弱点を補うためには、「他の問題集を完成させてから取り組む」ことをおすすめします。
他の問題集であれば、「解説が丁寧」「構文解析あり」「音声付属」である場合が多いため、まずは他の問題集で勉強し、長文読解力や音読の方法を身につけます。
その後、「やっておきたい英語長文」に取り組めば、解説や構文解析が親切でなくても、十分理解できると思います。「音読」もなんとか自力でできると思います。
このように「他の問題集を完成させた人」が「やっておきたい英語長文」に取り組めば、弱点を補いながら、効率的に長文読解力を向上できます。
「やっておきたい英語長文」の使い方
「やっておきたい英語長文」は音声が付いていないので、「シャドーイング」ができないと思います。
このサイトでは「英語長文は、シャドーイングできるようになるまで復習する」ことを推奨しているのですが、「やっておきたい英語長文」を使う場合は、自分で音読を行うことをゴールとしています。
長文問題を解く
まずは、長文問題を解いてください。
ここでのポイントは「わからない部分があっても、なんとか自力で答えを出す」と「選択肢を選ぶ際は、カンで選ぶのではなく、解答の根拠を本文中から見つけて解答する」ということです。
もちろん、初見の問題だと、なかなか難しいと思いますが、できる限りこのことを意識しながら解いてください。
答え合わせ
解いた問題の答え合わせをします。
この際、正答率は正直どうでも良いです。
それよりも、「どの文を読み間違えたから、不正解だったのか?」「なぜ不正解の選択肢を選んでしまったのか?」「正解の選択肢の根拠はどの英文か?」をしっかり確認しながら採点してください。
「やっておきたい英語長文」は解説が少し不親切な部分もありますが、しっかり読み込んで理解してください。
単語・構文を調べる
長文を読んだ際に知らなかった英単語や解釈できなかった英文を調べてください。
調べた英単語や英文は、軽く頭に残る程度には把握しておいてください。
音読(最低30回)
「やっておきたい英語長文」には音声が付属していないので、長文を見ながら音読してください。
「やっておきたい英語長文」の前に、他の問題集を完成させた人であれば、「音読」のやり方が身についていると思いますので、そのやり方で「音読」してください。
「やっておきたい英語長文」を使う場合は、シャドーイングはできないので、音読は少なくとも30回は行ってください。
すべての長文を、返り読みすることなく、前から詰まることなく、英文の意味を理解できれば終了で構いません。
「やっておきたい英語長文」の到達レベル
「やっておきたい英語長文」をマスターすれば、次のレベルに到達できます。
ただし、この到達点は「やっておきたい英語長文」の後に、過去問で十分演習を積んだ場合の到達点です。
志望校合格には出題問題の傾向に合わせた対策が必須なので、「やっておきたい英語長文」で目標レベルまで英語長文読解力を鍛えた後に、十分な過去問演習が必須です。
「やっておきたい英語長文」の後は志望校の過去問を十分に演習してください。
「やっておきたい英語長文」の次
志望大学のレベルの「やっておきたい英語長文」までマスターすれば、基本的に過去問演習に進んで問題ありません。
「もっと演習を積みたい」「試験まで時間があるし、英語力が衰えないように演習をしておきたい」という人には、次の参考書をおすすめします。
「レベル別英語長文」は、受験界隈では有名な問題集で、難易度も高く、多くの受験生が取り組んでいる可能性が高いです。
さらに、「レベル別英語長文」は比選択形式の問題が豊富に収録されています。そのため、私立大学を受験する人は取り組んでおきたい問題集です。
国立大志望の人でも、滑り止めに私立大学を受ける人はもちろん、国立1本の人でも、選択問題の正解力を上げるためにも取り組んでください。
「ポラリス」は、最近の流行りテーマを分析し作られた問題集です。
「ポラリス」で演習を積んでおけば、「やっておきたい英語長文」の流行りのテーマにうといという弱点を補えます。
試験本番で同じテーマの英文が出題される可能性が高まり、受験を有利に進められる可能性が上がります。
「やっておきたい英語長文」のまとめ
「やっておきたい英語長文」は、記述問題が多く、長文や設問の質も高い優れた問題集です。
一方で、解答解説や音声など、勉強しやすさのサポートが薄いといった弱点があります。
この弱点を補いつつ「やっておきたい英語長文」を勉強すれば、トップクラスの英語力が手に入り、志望校合格を盤石にできます。
今回、紹介した方法で、正しく勉強すれば、「やっておきたい英語長文」の弱点を克服できます。
「やっておきたい英語長文」をマスターして、揺るぎない英語力を手に入れ、受験を突破しましょう!