【徹底比較】「英文読解の透視図」と「ポレポレ」どっちを使うべき?タイプに合わせたにおススメをご紹介!
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「英文解釈」の標準事項を学び終え、いよいよ応用レベルの英文解釈を学ぼうと考えている人も多いと思います。
応用レベルの英文解釈書として、「英文読解の透視図」と「ポレポレ」が有名どころですが、次のような人もいるのではないでしょうか?
「英文読解の透視図」か「ポレポレ」を勉強しようと思うけど、どっちの方が良いの?到達レベルには差があるのかな?
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の違いは?両方やるできなの?
この記事では、「英文読解の透視図」と「ポレポレ」のメリット・デメリット、到達レベルなどを徹底比較します。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」のどちらを使用するべきか、その人のタイプに合わせておすすめを提案します。
- 「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要
- 「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較
- 「英文読解の透視図」と「ポレポレ」どちらもやるべき?
- 「英文読解の透視図」がおススメの人
- 「ポレポレ」がおススメの人
- 「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較まとめ
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」はどちらも応用レベルの英文解釈書です。
このレベルの英文解釈書をマスターすれば、どんな英文も解釈できる力が身につきます。大学受験、英検、TOEICのいずれの試験でも、解釈できない英文はなくなります。
ただし、「英文読解の透視図」や「ポレポレ」ほどの高難度の参考書に取り組む前に、標準レベルの英文解釈力が身につけておく必要があります。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要と、標準事項の「英文解釈力」を身に付け方は、下の記事を参考にしてください。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較すると、下の表のようになります。
レベル
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」のどちらを高難易度の英文解釈書です。
「英文読解の透視図」の方が難易度が高いです。「英文読解の透視図」の方が難易度が高い分、到達レベルも少しだけ高いです。
「英文読解の透視図」の方がレベルが高いといっても、「英文読解の透視図」か「ポレポレ」のどちらか1つをマスターすれば、日本中のどの大学にも対応可能なレベルに到達します。もちろん、TOEICや英検では、解釈できない問題はなくなります。
そのため、「英文読解の透視図」と「ポレポレ」どちらを選んでも、完璧にマスターさえすれば、到達レベルという点においては大きな問題ではないです。
網羅性
「英文読解の透視図」は問題量が多く「ポレポレ」より広く網羅しています。一方、「ポレポレ」は難関大学受験の頻出・重要な英文のみにフォーカスしおり、その分網羅性も低いです。
「英文読解の透視図」は、問題数が多く、広い範囲をカバーしているので「ポレポレ」よりも英文解釈を体系立てて学ぶことができます。
網羅性という観点では、「英文読解の透視図」に軍配が上がります。
量
「英文読解の透視図」は、問題数が多く、分量が多いです。
「ポレポレ」は頻出・重要な英文にのみフォーカスしているため、分量が少ないです。
解説
「ポレポレ」では、英文に直接SVOCMを振ってくれながら、解説しており、視覚的に理解できるため、大変わかりやすいです。加えて、「ポレポレ」では、英文を返り読みすることなく左から右に読み進めるための思考のプロセスを重点的に解説してくれます。そのため、「ポレポレ」をマスターすれば、ネイティブに近い感覚で英語を読み進めることができるようになります。
一方、「英文読解の透視図」では、英文にSVOCMを振られておらず、文章で「~がこの英文の主語にあたり、that~は関係詞である」といった様に説明されています。英文に直接SVOCMが振られていないため、視覚的に理解しづらいです。また、文構造の説明もやや堅い印象があります。
英文に直接SVOCMを振ってくれている点、解釈する上でのプロセスも重視している点から、「ポレポレ」の解説の方がわかりやすいと思います。
語彙・文法の説明
「英文読解の透視図」では英単語の意味や文法に関する事項が詳しくまとめられています。
なので、知らない単語や、あいまいな文法事項に出会っても、この「まとめ」を見れば解決できます。その都度、辞書や文法書で確認する手間がかかりません。
一方、「ポレポレ」では基本的な英文法は習得していること前提で解説が進められ、難しい英単語の訳注もありません。なので、知らない英単語や文法にに出会った場合は、辞書や文法書でその都度調べる必要があります。
こういった理由で、使いやすさという点では「英文読解の透視図」に軍配が上がります。
周回しやすさ
「英文読解の透視図」は問題数が多いため、「ポレポレ」に比べると周回はしづらいです。
ただし、「英文読解の透視図」は問題数が多く、カバー範囲が広いため、
どうせ、勉強するなら、多少時間がかかっても良いから、1冊で広く網羅できるように学びたい!
という人には「英文読解の透視図」は問題数が多く網羅性も高いため、おススメです。
「ポレポレ」は分量が少ないため、周回しやすいです。
高難易度の英文解釈のみを効率的・短時間で学びたい!
という人には「ポレポレ」がおススメです。。
英語力の向上には「周回すること」が最も大事だと私は考えています。この周回性は、軽視されがちですが、参考書を選ぶ際には、この点をしっかり考慮して選ぶべきです。
網羅性が高いからと言って、安易に「英文読解の透視図」を選び、
量が多すぎて、あんまり周回できなかった・・・
みたいなことになると、おそらく試験の結果は残念なことになります。
この様になるのであれば、欲張らずに、周回しやすい「ポレポレ」を選んで周回した方が100倍力が付きます。
ですので、この周回性を十分に考慮してどちらの参考書を使うか決めてください。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」どちらもやるべき?
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」は、どちらもやる必要はありません。
どちらか1冊をマスターした後は、長文問題集や過去問に取り組み、学んできた英文解釈力が身についているか確認していきましょう。
強いて言えば、「時間が余りまくって、暇すぎる!」という人は、「ポレポレ」をやった後に「英文読解の透視図」に取り組んでも良いと思います。
ただし、これは「時間が余りまくっている」人限定です。ほとんどの人は「英文読解の透視図」か「ポレポレ」のどちらか1冊をマスターすれば十分です。
「英文読解の透視図」がおススメの人
以上の比較を踏まえて、「英文読解の透視図」と「ポレポレ」のどちらを使うべきかを、その人のスタイルに合わせて提案します。
上から優先度が高いです。
上のいずれかに当てはまる人には「英文読解の透視図」をおススメします。
「ポレポレ」がおススメの人
上から優先度が高いです。
2つ以上当てはまる人には「ポレポレ」をおススメします。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較まとめ
「英文解釈力」は、難易度の高い試験ほど、威力を発揮する技術です。
「英文読解の透視図」の方が難易度は高いです。しかし、「ポレポレ」でも、マスターしさえすれば、全ての試験の英文を解釈できるようになります。
なので、自分に合った参考書を適切に選べば、到達レベル的には、大きな問題ではないです。
今回紹介した参考書をマスターして、これ以上ないレベルの「英文解釈力」をゲットしましょう。
今回紹介した参考書を低価格で購入したい学生は、「Prime Student」を利用することをおすすめします。
学生のひとであれば、「Prime Student」を利用しないと損です。詳細は、次の記事で紹介していますので、是非ご検討ください。