【徹底比較】「英文読解の透視図」と「ポレポレ」どっちを使うべき?タイプに合わせたにおススメをご紹介!
「英文解釈」の標準事項を学び終え、いよいよ応用レベルの英文解釈を学ぼうと考えている人も多いと思います。
応用レベルの英文解釈書として、「英文読解の透視図」と「ポレポレ」が有名どころですが、次のような人もいるのではないでしょうか?
「英文読解の透視図」か「ポレポレ」を勉強しようと思うけど、どっちの方が良いの?到達レベルには差があるのかな?
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の違いは?両方やるできなの?
この記事では、「英文読解の透視図」と「ポレポレ」のメリット・デメリット、到達レベルなどを徹底比較します。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」のどちらを使用するべきか、その人のタイプに合わせておすすめを提案します。
- 「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要
- 「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較
- 「英文読解の透視図」と「ポレポレ」どちらもやるべき?
- 「英文読解の透視図」がおススメの人
- 「ポレポレ」がおススメの人
- 「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較まとめ
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」はどちらも応用レベルの英文解釈書です。
このレベルの英文解釈書をマスターすれば、どんな英文も解釈できる力が身につきます。大学受験、英検、TOEICのいずれの試験でも、解釈できない英文はなくなります。
ただし、「英文読解の透視図」や「ポレポレ」ほどの高難度の参考書に取り組む前に、標準レベルの英文解釈力が身につけておく必要があります。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要と、標準事項の「英文解釈力」を身に付け方は、下の記事を参考にしてください。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較すると、下の表のようになります。
レベル
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」のどちらを高難易度の英文解釈書です。
「英文読解の透視図」の方が難易度が高いです。「英文読解の透視図」の方が難易度が高い分、到達レベルも少しだけ高いです。
「英文読解の透視図」の方がレベルが高いといっても、「英文読解の透視図」か「ポレポレ」のどちらか1つをマスターすれば、日本中のどの大学にも対応可能なレベルに到達します。もちろん、TOEICや英検では、解釈できない問題はなくなります。
そのため、「英文読解の透視図」と「ポレポレ」どちらを選んでも、完璧にマスターさえすれば、到達レベルという点においては大きな問題ではないです。
網羅性
「英文読解の透視図」は問題量が多く「ポレポレ」より広く網羅しています。一方、「ポレポレ」は難関大学受験の頻出・重要な英文のみにフォーカスしおり、その分網羅性も低いです。
「英文読解の透視図」は、問題数が多く、広い範囲をカバーしているので「ポレポレ」よりも英文解釈を体系立てて学ぶことができます。
網羅性という観点では、「英文読解の透視図」に軍配が上がります。
量
「英文読解の透視図」は、問題数が多く、分量が多いです。
「ポレポレ」は頻出・重要な英文にのみフォーカスしているため、分量が少ないです。
解説
「ポレポレ」では、英文に直接SVOCMを振ってくれながら、解説しており、視覚的に理解できるため、大変わかりやすいです。加えて、「ポレポレ」では、英文を返り読みすることなく左から右に読み進めるための思考のプロセスを重点的に解説してくれます。そのため、「ポレポレ」をマスターすれば、ネイティブに近い感覚で英語を読み進めることができるようになります。
一方、「英文読解の透視図」では、英文にSVOCMを振られておらず、文章で「~がこの英文の主語にあたり、that~は関係詞である」といった様に説明されています。英文に直接SVOCMが振られていないため、視覚的に理解しづらいです。また、文構造の説明もやや堅い印象があります。
英文に直接SVOCMを振ってくれている点、解釈する上でのプロセスも重視している点から、「ポレポレ」の解説の方がわかりやすいと思います。
語彙・文法の説明
「英文読解の透視図」では英単語の意味や文法に関する事項が詳しくまとめられています。
なので、知らない単語や、あいまいな文法事項に出会っても、この「まとめ」を見れば解決できます。その都度、辞書や文法書で確認する手間がかかりません。
一方、「ポレポレ」では基本的な英文法は習得していること前提で解説が進められ、難しい英単語の訳注もありません。なので、知らない英単語や文法にに出会った場合は、辞書や文法書でその都度調べる必要があります。
こういった理由で、使いやすさという点では「英文読解の透視図」に軍配が上がります。
周回しやすさ
「英文読解の透視図」は問題数が多いため、「ポレポレ」に比べると周回はしづらいです。
ただし、「英文読解の透視図」は問題数が多く、カバー範囲が広いため、
どうせ、勉強するなら、多少時間がかかっても良いから、1冊で広く網羅できるように学びたい!
という人には「英文読解の透視図」は問題数が多く網羅性も高いため、おススメです。
「ポレポレ」は分量が少ないため、周回しやすいです。
高難易度の英文解釈のみを効率的・短時間で学びたい!
という人には「ポレポレ」がおススメです。。
英語力の向上には「周回すること」が最も大事だと私は考えています。この周回性は、軽視されがちですが、参考書を選ぶ際には、この点をしっかり考慮して選ぶべきです。
網羅性が高いからと言って、安易に「英文読解の透視図」を選び、
量が多すぎて、あんまり周回できなかった・・・
みたいなことになると、おそらく試験の結果は残念なことになります。
この様になるのであれば、欲張らずに、周回しやすい「ポレポレ」を選んで周回した方が100倍力が付きます。
ですので、この周回性を十分に考慮してどちらの参考書を使うか決めてください。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」どちらもやるべき?
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」は、どちらもやる必要はありません。
どちらか1冊をマスターした後は、長文問題集や過去問に取り組み、学んできた英文解釈力が身についているか確認していきましょう。
強いて言えば、「時間が余りまくって、暇すぎる!」という人は、「ポレポレ」をやった後に「英文読解の透視図」に取り組んでも良いと思います。
ただし、これは「時間が余りまくっている」人限定です。ほとんどの人は「英文読解の透視図」か「ポレポレ」のどちらか1冊をマスターすれば十分です。
「英文読解の透視図」がおススメの人
以上の比較を踏まえて、「英文読解の透視図」と「ポレポレ」のどちらを使うべきかを、その人のスタイルに合わせて提案します。
上から優先度が高いです。
上のいずれかに当てはまる人には「英文読解の透視図」をおススメします。
「ポレポレ」がおススメの人
上から優先度が高いです。
2つ以上当てはまる人には「ポレポレ」をおススメします。
「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較まとめ
「英文解釈力」は、難易度の高い試験ほど、威力を発揮する技術です。
「英文読解の透視図」の方が難易度は高いです。しかし、「ポレポレ」でも、マスターしさえすれば、全ての試験の英文を解釈できるようになります。
なので、自分に合った参考書を適切に選べば、到達レベル的には、大きな問題ではないです。
今回紹介した参考書をマスターして、これ以上ないレベルの「英文解釈力」をゲットしましょう。
今回紹介した参考書を低価格で購入したい学生は、「Prime Student」を利用することをおすすめします。
学生のひとであれば、「Prime Student」を利用しないと損です。詳細は、次の記事で紹介していますので、是非ご検討ください。
「速読英熟語」の使い方とレベルを紹介!重要熟語を総ざらいするのにおススメ!
英単語、英文法、長文読解の勉強もある程度進み、英熟語を総ざらいしたいという人も多いと思います。
そんな「英熟語だけ効率的に押さえたい」という人には「速読英熟語」がおススメです。
「速読英熟語」はとても有用な熟語帳です。
しかし、使い方を間違えると、学習効率が最低レベルになってしまう「あつかいの難しい熟語帳」でもあります。
今回は、正しい「速読英熟語」の使い方、メリット・デメリット、到達レベルを紹介します。
「速読英熟語」の概要
「速読英熟語」は長文読解型の英単語帳です。
「速読英熟語」は50本の英語長文が収録されており、英語長文を読んでいく中で、知らない熟語を覚えていこうというコンセプトです。
大学受験用の印象がありますが、実は様々な英語試験に必要な基本的な英単語が網羅されています。
「速読英熟語」をマスターすれば様々な英語試験に必要な「英熟語」のほとんど全てを習得できます。
「速読英熟語」のメリット
どんな試験にも必要な英単語を網羅
「速読英熟語」をマスターすれば、ほぼ全ての英熟語をインプットできます。
大学受験だけでなく、英検やTOEICにおいても必要とされる英熟語が網羅されています。
そのため、大学受験だけでなく、英検やTOEICの対策にもなります。
英熟語の使い方も身につく
長文を読むことになるので、英熟語の使われ方も身につきます。
網羅型熟語帳の弱点である「実際の長文で出会ったときに意味が取れない」という事態を防ぐことができます。
読解力・速読力も身につく
「速読英熟語」を構文を意識しつつ読み込めば、読解力が向上します。
また、「速読英熟語」の繰り返し読み込めば、速読力も身につきます。
実際の英語試験では、「読解力」と「速読力」が合否を分けることになります。
なので、「英熟語力」を高めつつ、「読解力」と「速読力」の能力も上げることができる大変コスパの良い熟語帳になります。
音声を使えばリスニング力も強化可能
「速読英熟語」には別売りですがCDが販売されています。
この音声を使って、オーバーラッピングやシャドーイングをすれば、リスニング力が爆上がりします。
共通テストレベルであれば、9割以上の点数が取れるようになります。TOEICや英検でも通用するリスニング力が身につきます。
「速読英熟語」のデメリット
基本英単語は知ってる前提
英語長文を読んでいくことになるので、基本的な英単語は記憶していることが前提になります。
その他の単語帳を使った人は、「速読英熟語」をパラパラ見て知らない英単語が多すぎないか確認してから使用することをおススメします。
目安としては「パッと見た感じ熟語以外で6割以上の単語がわかる」です。
下の記事の、中級レベルの単語帳までマスターした後に「速読英熟語」に取り組むことをおススメします。
構文がそこそこ難しい
「速読英熟語」に収録されている英文は、後半に進むにつれて、構文が難しくなります。
ですので、英文解釈を全く勉強したことがない人が使いこなすのは難しいです。
ある程度、英文解釈を学んだうえで本書を使うことを推奨します。
「速読英熟語」の使い方
ここまでで述べたメリット・デメリットを踏まえて、次の使い方をおススメします。
そのおススメの使い方は
「速読英熟語」はあくまで、最後に熟語をまとめて覚えるためのものだと割り切り、あらかじめ基本的な英単語・英文法・英文解釈を勉強する。その後の2冊目として「速読英熟語」を使って、長文を読みながら、読解力と英熟語力を高める
です。
この「速読英熟語」の使い方は、長文読解力・速読力を高めつつ、英熟語を総ざらいするのに最適な方法です。
やはり長文中で出会った英熟語は記憶への残り方が段違いですからね。
具体的な、勉強法は次のようになります。
基本的な英単語・英文法・英文解釈を勉強する。
まずは、基本的な英単語・英文法・英文解釈を勉強しましょう。
「速読英熟語」はあくまで、最後に熟語をまとめて覚えるためのものだと割り切りましょう。
基本的な英単語・英文解釈って何?
という人は、下の記事を参考に勉強してください。以下の2つの参考書をマスターすれば、「速読英熟語」を十分使いこなす力が身につきます。
「速読英熟語」の長文を読む
実際に、「速読英熟語」の長文を読んでください。
この際、解らない単語・構文はチェックしておいてください。
わからなかった単語・構文を調べる
長文を読んでる際に、わからなかった英単語・構文を確認してください。
わからなかった英熟語は次のページを見て確認してください。
構文は、Youtubeでも解説動画があったりしますので、それを参考にしてください。
ここをテキトーにやるとほとんど力が付かないので、必ず納得できるまで確認してください。
音読する(CDも使う)
シメはやっぱり音読です。シャドーイングできるようになるまで音読しまくりましょう。
英語力は音読なしに向上しません。
ここが一番重要です。
シャドーイングできるようになれば、リスニング力、速読力、解釈力など、英語の総合能力が大きく向上していることをじっかんできると思います。
音読の詳しいやり方は、下の記事を参考にしてください。
「速読英熟語」の次の熟語帳
基本的には、熟語の勉強はもう十分です。
後は、長文読解などで出会った英熟語をその都度覚えていけばよいです。
それでも、「どうしても、もっと英熟語力を高めたい!」という人は、次の熟語帳をおススメします。
「解体英熟語」までマスターすれば、熟語はこれ以上やることがないと思います。
ただし、「解体英熟語」まで取り組む必要があるかは、自身の求める英語力と相談して判断してください。
「速読英熟語」のまとめ
「速読英熟語」は、使い方を間違わなければ、最強クラスの熟語帳だと思います。
正しく使えば「英熟語力」を効率的・短時間で大幅に伸ばしてくれます。
基本的には「英熟語力」はこれ1冊ですべての試験・会話に通用るようになります。
使いこなすまでのハードルが高いですが、今回の記事を参考に、是非「速読英熟語」をマスターしてください。
英文解釈の最高峰!「英文読解の透視図」の使い方、対象者、レベルを紹介!
「英単語」「英文法」「英文解釈」は標準的なところまで抑えたけど、次は何したらよいのだろう?ガンガン長文を読んだらよいのかな?
このような悩みを抱えている人もいるかと思います!
そんな人には「英文読解の透視図」をおススメします。
「英文読解の透視図」は最高レベルの英文解釈の参考書です。
この記事では、「英文読解の透視図」の使い方、対象者、レベルを紹介します。
- 「英文読解の透視図」の概要
- 「英文読解の透視図」の対象者
- 「英文読解の透視図」のメリット
- 「英文読解の透視図」のデメリット
- 「英文読解の透視図」の使い方
- 「英文読解の透視図」の到達レベル
- 「英文読解の透視図」の前
- 「英文読解の透視図」の次
- 「英文読解の透視図」のまとめ
「英文読解の透視図」の概要
難関大学の入試問題では、「どこが主語で、述語がどれか判断しずらい複雑な英文」が下線部訳として出題されます。
解答する際は、主語、述語、修飾語をしっかり把握できているということがわかるように、かつ自然な日本語で訳し上げないと点数がもらえません。
特に、「省略」「倒置」「挿入」「比較」「仮定法」が絡むと、訳し上げる難易度が爆上がりします。
多くの人が苦手とする部分でもあるため、高難度の試験では頻出で、差がつきやすい部分になります。
「英文読解の透視図」では、みんなが苦手としがちな「省略」「倒置」「挿入」「比較」「仮定法」に焦点を当てて解説してくれます。
もちろん、それ以外の「押さえておきたい事項」をもれなく押さえてくれています。
なので、この「英文読解の透視図」をマスターすれば、ほとんどすべての英文を解釈する力が身につきます。
「英文読解の透視図」の対象者
「英文読解の透視図」は英文解釈書の中でも、最高レベルの参考書です。
そのため、本書の対象者は次の人です。
・複雑な英文も解釈できる力が欲しい人
・英文解釈で無双したい人
標準的な英文だけ読めれば十分ですけど・・・。
という人は、「英文読解の透視図」に取り組む必要はありません。
オーバーワークです。
ただし、標準的な英文(MARCHレベルの入試英文、英検準1級以上の長文)を余裕をもって読み進める力が欲しい人は、取り組んでおいて損はないです。
「英文読解の透視図」のメリット
高いレベルの英文解釈力が身に付く
「英文読解の透視図」で扱っている英文は、ハイレベルなものばかりです。
「英文読解の透視図」をマスターすれば、ものすごく高いレベルに到達できます。
さらに、「英文読解の透視図」では、多くの人が苦手とする「省略」「倒置」「挿入」「比較」「仮定法」を特に詳しく解説してくれます。
そのため、「英文読解の透視図」をマスターすれば、周りの人より頭一つ抜けた英文解釈力が手に入り、解釈できない英文はなくなります。
別冊の「英文読解再入門」が優秀
「英文読解の透視図」には、「英文読解再入門」という別冊本が付いています。
この「英文読解再入門」には、英文読解する上で、知っておかなくてはならない知識がコンパクトにまとめれています。
「英文読解の透視図」に取り組む人は、このレベルの知識は知っておかないとマズイものばかりですが、復習を兼ねてサーッと読んでおきましょう。
網羅性が高い
「英文読解の透視図」は、文の要素を把握することから始まり、「省略」「倒置」「挿入」「比較」「仮定法」までもカバーしてくれます。
文の要素の把握といっても、もちろん高レベルです。
つまり、網羅性が抜群に高いです。
「英文読解の透視図」を勉強すれば、英文解釈に関する力を体系立て学ぶことができます。
単語・文法の解説がある
「英文読解の透視図」では、英文の下に単語の意味が記載されています。
また「STEP UP」という項目に文法事項に関する解説があります。
同じ難易度の「ポレポレ」では、そういった解説がありません。
単語や文法に関する解説があるというのは、自分で調べる手間がへるので地味に助かります。
英作文も上手くなる
「英文読解の透視図」を使って解釈力を上げることで、英作文も上手くなります。「英文読解の透視図」で勉強した後に、自分の書いた英文を確認してください。構文的におかしな箇所に気づけるようになっていると思います。
「英文読解の透視図」を勉強することで、英文解釈だけじゃなく英作文もできるようので、大変おススメです!
「英文読解の透視図」のデメリット
前提レベルが高い
「英文読解の透視図」はかなり高いレベルの英文解釈書なので、英文解釈初心者がいきなり本書に取り組んでも、理解できないと思います。
「英文読解の透視図」に取り組むには、標準レベルの英文解釈力をあらかじめ習得しておく必要があります。
「英文読解の透視図」の前に取り組むべき、参考書は後述します。
解説には、図などがなく、文章のみ
同じ難易度の「ポレポレ」では、構文の解説解説には図などが多用されており、大変分かりやすいです。
一方で「英文読解の透視図」では、構文の解説がすべて文章のみです。
ぱっと見では、わかりづらいですし、解説を読み込むのも結構疲れます。
音源がない
「英文読解の透視図」にはCDなどの音源が付いていません。
正直、これは結構痛いです。
英語は言語ですので、CDを使って、ネイティブの発音を聞く、オーバーラッピング、シャドーイングができるようになるまで、自分の口で話してみることが極めて重要です。
「英文読解の透視図」には、音源が付属されていないので、これらの作業ができません。
かといって音読しないと力が付きませんので、CDなしで頑張って音読しましょう。
「英文読解の透視図」の使い方
① 例文を自力で読解
「英文読解の透視図」のページをめくっていくと、まず「チャレンジ問題」というのが出てきますが、そこは飛ばしてください。
まずは次のページの「テーマ」という問題から読解していってください。
ノートなどに「テーマ」の問題文を書き写し、SVOCMなどを振ってください。そして英文の構造を意識した自然な日本語訳して下さい。
この時、必ず自力で訳し上げることが重要です。
SVOCMを1つも振れないとなると、「英文読解の透視図」に取り組むレベルに達していない可能性が高いので、一つレベルを落とした参考書に戻ることを検討してみましょう。
② 解説を熟読
自分で訳を書いた後は、下の解説を納得できるまで熟読してください。「英文読解の透視図」の解説がわからない場合は、文法書や1つ前のレベルの英文解釈書で確認するなどしてください。
この時、どの参考書に戻ればよいか判断できないというレベルであれば、「英文読解の透視図」に取り組むレベルに達していない可能性が高いので、一つレベルを落とした英文解釈の参考書に戻ることを検討してみましょう。
③、④「チャレンジ問題」を解いて、解説を熟読
テーマ問題が終われば、飛ばしておいたチャレンジ問題に①、②と同様の方法で取り組んでください。
⑤ 音読
英語は音読によって力が伸びていきます。なので、最後は必ず音読をしてください。
「英文読解の透視図」には、音源がないので、若干音読がやりづらいですが、1文あたり最低10回は音読してください。
1日で10回音読するのではなく、10回を1週間に分割して 行う方が効果が高いです。
最終的には、英文を読むと、すんなりと訳やイメージが浮かぶ状態になるまで音読を繰り返してください。
⑥ 周回
「英文読解の透視図」をたった1周で完璧に習得できたら天才です。
我々凡人が「英文読解の透視図」の内容をマスターするには、最低でも5周は周回する必要があります。
逆に言うと、5周程度周回すれば英文解釈力・速読力がめちゃめちゃ向上しているのを体感できると思います。
「英文読解の透視図」の到達レベル
「英文読解の透視図」をマスター後の到達レベルは下記です。
・東大・京大合格
・TOEIC、英検で解釈できない英文がなくなる
「英文読解の透視図」をマスターすれば、難関大学の英文でも構造がわからないといった事はなくなります。東大や京大の入試問題でさえもです。
特に、京都大学の入試問題では日本一難しい複雑な英文が出題されます。
「英文読解の透視図」をマスターすれば、京都大学の英文でも解釈ができるレベルに到達できます。
また、TOEICや英検は「英文読解の透視図」の問題文ほど解釈が難しい問題が出題されることはありません。
なので、「英文読解の透視図」をマスターしておけば、TOEICや英検の英文は余裕を持って読むことができるようになります。
「英文読解の透視図」の前
「英文読解の透視図」に取り組む前にやっておくべき参考書をいくつか紹介しておきます。
「英文読解の透視図」に、取り組む際には下のレベルの参考書はマスターしていることが前提となります。
・単語帳
ターゲット
パス単2級
速読英単語
などの6000語レベルの英単語帳
英文法書
・NEXTSTAGE
・VINTAGE
などの標準レベルの網羅型英文法書
英文解釈書
・基礎英文解釈の技術100
などの標準レベルの英文解釈書
上に挙げたような標準難易度の参考書はマスターしておいてください。
つまり、いわゆる標準事項はマスターしておく必要があるということです。
「英文読解の透視図」の次
「英文読解の透視図」の次に取り組むべき英文解釈の参考書は基本的にはありません。
「英文読解の透視図」で十分すべての英語試験に対応できます。
それでも、どうしても更に高いレベルの英文参考書に取り組みたい人には、下記をおススメします。
ただし、ほとんどの場合「英文読解の透視図」で十分です。
なので、「英文解釈教室」に取り組む必要があるのか、自身でよく考えた上で使用してください。
「英文読解の透視図」のまとめ
「英文読解の透視図」は英文解釈力を鍛える参考書の中で最高峰のレベルを誇る参考書です。
ただ単に難しいだけではなく、英文解釈力を体系的に学ぶこともでき、網羅性も高いです。
「英文読解の透視図」をマスターすれば、初見の英文でも英文解釈に困る事はなくなります。
「解釈できない英文はない」と自信をもって言えるようになりたい人、「英文解釈で無双したい!」という人はぜひ使ってみてください。
社会人におすすめの英単語帳13選!【超初心者から英検・TOEIC対策までレベル別に紹介】
この記事では、社会人におススメの英単語帳を紹介します。
「英単語帳」というと、次のような悩みを多くの人から聞きます。
英単語を覚えたいけど、本屋には英単語帳が多すて、どれを使えばよいのかわからない・・。
英単語なんて覚えられる気がしない。
その人のレベルに合った適切な単語帳を使わないと効果がありません。
この記事では、レベル別おススメの英単語帳や効率的な英単語の覚え方を紹介します。
「英単語の覚え方」の鉄則
覚えるべき英単語の数は、5000以上にもなります。
これを聞くと、
5000以上の英単語を暗記するなんて、無理ゲーじゃね??
と感じてしまうと思います。
何の工夫もなく英単語を暗記しようとすると、おそらく挫折します。
英単語の暗記の極意は「短い期間で何度も繰り返す」。
これに尽きます。
逆に言えば、これを意識して暗記に取り組めば、そこまで苦労せずに大量の英単語を暗記できます。
効率的な英単語の暗記方法は下の記事で詳しく紹介していますので、必ず、この記事を参考に英単語の暗記に取り組んでください。
超初級レベル
この英単語の超初級レベルは、次のような人だけ取り組んでください。
英語の勉強やったことないんだけど・・・。
中学レベルも怪しいから、復習もかねて基礎の英単語から勉強したい。
このような人は、次の単語帳が勉強してください。
この中学レベルの英単語をしっかりマスターすれば、簡単な英会話であればできるようになります。
また、このレベルの英単語を習得していなければ、TOEIC、英検の勉強がスタートできません。
なので、このレベルの英単語に不安がある人は、確実にマスターできるようにしてください。
すでに知っている単語も多いと思いますので、そこまで苦労することなくマスターできると思います。
中学レベルは大丈夫という人はこの段階は飛ばしても問題ないです。
「究極の英単語 vol1」の詳しい使い方は下の記事を参照ください。
初級レベル
高校レベルの英単語を初めて学んでいく人は、以下のうちから1つ選んで勉強してください。
これらの単語帳には、知らない単語があってはならないレベルです。
でも、実際に取り組んでみるとわかりますが、意外と知らない単語があると思います。
このレベルの英単語をマスターしてが、本格的な英語学習のスタートになります。
なので、ここのレベルの英単語は、確実にマスターするようにしてください。
このレベル帯をマスターすれば、TOEICや英検の英文もある程度読めるようになります。
各単語帳を簡単に説明すると、
「ターゲット1400」は単語列挙型の単語帳
「シスタン・ベーシック」はフレーズ暗記型の単語帳
「速読英単語・入門編」の長文読解型の単語帳になります。
それぞれのタイプの単語帳の使い方はこちらで紹介しています。
中級レベル
初級レベルの英単語を学び終わった人は、以下のうちから1つ選んで勉強してください。
このレベルの英単語を習得すれば、標準的な英単語のインプットは完了です。
このレベルをマスターしている人が、いわゆる「英語できる人」です。
各単語帳を簡単に説明すると、
「ターゲット1900」は単語列挙型の単語帳
「システム英単語」はフレーズ暗記型の単語帳
「DUO3.0」は例文暗記型の単語帳
「速読英単語・必修編」は長文読解型の単語帳になります。
それぞれのタイプの単語帳の使い方はこちらで紹介しています。
このレベル帯をマスターすれば、TOEICや英検の英文では平均以上の得点を獲得できます。
このレベルの単語帳をマスターした後は、それぞれの目的に応じた単語帳に取り組みましょう。
TOEIC対策
TOEIC高スコアを目的にしている人は、次の単語帳の中から1つ選んで、使いましょう。
これらの単語帳をマスターできれば、TOEICで800点以上は獲得できる英単語力が身につきます。
英検対策
英検を目指している人は「パス単」シリーズを用いて、英検用の単語を勉強しましょう。
英検対策の英単語帳は「パス単」一択です。
受験する級に対応した「パス単」をマスターすれば、ほぼ間違いなく合格できる単語力が身につきます。
英単語帳に取り組む上での注意点
英単語帳を上記のルートで勉強する人に、注意点があります。
「ターゲット」を途中まで勉強したけど、友達は「システム英単語」を使って英語ができるようになってきている!だから、「システム英単語」に乗り換えよう。
みたいなことを繰り返すと、英語力が上がらないし、成績も伸びません。
同じレベル帯の英単語帳を使った場合、到達レベルはほとんど変わりません。
英語力に差がついた理由は「友達の方が、その英単語帳を一生懸命周回したから!」に他なりません。
基本的には「コレ!」と決めたらマスターするまで別の参考書に乗り換えないことをおススメします。
「乗り換え」しないで済むように、英単語帳の情報を集めて、自分でじっくり考えた上で英単語帳ルートを決めてください。
社会人におススメ英単語帳ルートのまとめ
英単語力は、英語を勉強する上で「必須の力」でありながら、「今後の伸び」を決める力になります。
英単語を多く覚えた人が最終的に「英語できる人」になっていきます。
逆に言えば、「英単語力」を身につければ、英語マスターはチョロいです。
今回紹介した単語帳ルートで、本物の「英単語力」を身につけましょう。
「速読英単語・必修編」リスニング対策のための使い方!
「速読英単語・必修編」は大変有名な参考書ですね!
既に持っていて、長文を読みながら単語をガンガン覚えている人も多いと思います。
「速読英単語・必修編」はとても有用な単語帳です。
じつは「速読英単語・必修編」は単語暗記専用ではなく、使い方次第でリスニングの対策もできてしまいます。
単語力を上げつつ、リスニング力も向上できるとなると、すごくお得な感じがしちゃいますよね?
今回は「速読英単語・必修編」の単語を覚えつつ、リスニング力も鍛えられる使い方を紹介します。
- 「速読英単語・必修編」の概要
- 「速読英単語・必修編」を使ったリスニング強化方法
- リスニング対策「速読英単語・必修編」のメリット
- リスニング対策「速読英単語・必修編」のデメリット
- リスニング対策「速読英単語・必修編」の到達レベル
- リスニング対策「速読英単語・必修編」のまとめ
「速読英単語・必修編」の概要
「速読英単語・必修編」は長文読解型の英単語帳です。
「速読英単語・必修編」は70本の英語長文が収録されており、英語長文を読んでいく中で、知らない単語を覚えていこうというコンセプトです。
大学受験用の印象がありますが、英検やTOEICの対策も可能です。
受験以外にもTOEICや英検など色々な英語の試験がありますが、どの試験にも共通して出題される英単語というものがあります。
「速読英単語・必修編」は、どの試験を受けるにも覚えておかなくてはいけない英単語が網羅されています。
したがって、「速読英単語・必修編」は大学受験以外の試験も対策できる参考書になります。
「速読英単語・必修編」を使ったリスニング強化方法
具体的な使い方は、次のようになります。
「速読英単語・必修編」の長文を読む
実際に、「速読英単語・必修編」の長文を読んでください。
この際、解らない単語・構文はチェックしておいてください。
わからなかった単語・構文を調べる
長文を読んでる際に、わからなかった単語・構文を確認してください。
わからなかった単語は次のページを見て確認、そのページに載っていない場合は、辞書などで調べてください。
構文は、YoutubeやGoogleでも解説がありますので、それを参考にしてください。
ここをテキトーにやるとほとんど力が付かないので、必ず納得できるまで確認してください。
長文を音読する
「速読英単語・必修編」の長文を見ながら、構文を意識しながら、情景や内容をイメージしつつ最低10回は音読してください。
最初は、自分が構文と内容を理解できるスピードで読んでください。
回数を重ねるごとに、スピードを速くするように意識してください。
スピードを上げ過ぎて、意味が理解できなかったら何の意味もないので「内容が理解できる最高のスピード」で音読してください。
CDを使ってオーバーラッピング(10回程度)
次は、CDを使ってテキストを見つつ10回オーバーラッピングをしてください。
最初はテキストを見ていても、詰まる部分も多いかと思いますが、10回程度オーバーラッピングをおこなえば、詰まることなくオーバーラッピングできるようになると思います。
10回でオーバーラッピングできなければ、できるようになるまで繰り返してください。
CDを使ってシャドーイング(できるようになるまで)
最後の関門のシャドーイングです。英語学習において「シャドーイングできるようになる」とうのが1つの目標です。
シャドーイングできるようになれば英語脳が頭の中に形成されますので、英語力が大きく向上します
シャドーイングまでできるようになれば、単語や構文が頭の中に入っていると思います!
音読は、最強の勉強法なので大変おススメです。
リスニング対策「速読英単語・必修編」のメリット
難易度が段階を追って高くなる
速読は、初めのうちは、難易度の低い長文が多く、章が進んでいくうちに、難易度が上がってきます。
最後の方は、かなり難易度が高いです。
英語学習は「簡単なモノから徐々に難しいモノに取り組んでいく」ということが成長の秘訣です。
そのため「速読英単語・必修編」を使えば、徐々にステップアップできるので、成長度が非常に高いです。
話の概要を掴むトレーニングになる
「速読英単語・必修編」は長文から成るので、リスニング教材として使えば、「話の概要・流れを掴む」良い練習になります。
実際のリスニング試験では、細かな文法などよりも、「話の流れを掴めているか?」かが問われます。
なので、「速読英単語・必修編」を用いてリスニングの練習をしておけば、試験で点を取れるようになります。
単語も覚えられる
「速読英単語・必修編」は元々英単語暗記用の参考書ですので、音読を通して学習しておけば、自然と英単語も頭に入ります。
「語彙力」と「リスニング力」を同時に向上できるので大変コスパの良い参考書になります。
リスニング対策「速読英単語・必修編」のデメリット
基本英単語は知ってる前提
英語長文を読んでいくことになるので、基本的な英単語は記憶していることが前提になります。最低でも中学レベルの英単語は完璧でないと「速読英単語・必修編」を使用するのは難しいです。
構文がそこそこ難しい
「速読英単語・必修編」に収録されている英文は、後半に進むにつれて、構文が難しくなります。
ですので、英文解釈を全く勉強したことがない人が使いこなすのは難しいです。
ある程度、英文解釈を学んだうえで本書を使うことを推奨します。
英文解釈力を身につけたい人は下の記事を参考にしてください。
設問がない
実際のリスニング試験では、長文を聞いた後に設問に答えることになりますが、「速読英単語・必修編」には設問がないため、正しい解答を選ぶ力の向上にはつながりません。
「速読英単語・必修編」の後に、設問がついている「リスニング教材」で、別途対策が必要です。
とはいっても、「速読英単語・必修編」を、この記事で紹介した方法でマスターした後であれば、次のリスニング教材を極めるのも簡単と思います。
リスニング対策「速読英単語・必修編」の到達レベル
「速読英単語・必修編」の後に、個別の対策をある程度すること前提ですが、到達点は以下のようになります。
・大学受験の場合
共通テストリスニング 8割
・TOEICのリスニングセクション場合
300~400点程度
・英検受験の場合
準1級合格
大学受験においては、「速読英単語・必修編」でリスニング力を鍛えれば、共通テストで8割は固いです。
その後に、共通テストや各大学のリスニング対策をおこなえば、合格点には到達できます。
TOEICにおいては、「速読英単語・必修編」の後に、TOEIC公式問題集などでリスニング対策をおこなえば、300~400点はほぼ間違いなく取れます。
英検においては単語力さえ鍛えれば、準1級のリスニングにも対応可能です。
リスニング対策「速読英単語・必修編」のまとめ
近年の英語試験は「英単語力」は当然のこと「リスニング力」の重要性が高まってきています。
「速読英単語・必修編」は、英単語だけでなく「リスニング力」も向上できるとても有用な単語帳です。
音読を通して学習すれば、誰でも必ず「英単語力」と「リスニング力」を向上できます!
今回の記事を参考に、是非「速読英単語・必修編」をマスターしてください。
【英単語帳】大学受験におススメの英単語帳!ルート・使い方・到達レベルを紹介
希望の大学に合格するために英単語を学びたいという人も多いと思います。英語の基本は「英単語」の暗記です。
次のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
大学受験用に英単語を覚えたいけど、本屋には英単語帳が多すて、どれを使えばよいのかわからない・・。
英単語なんて覚えられる気がしない。
こんな悩みを抱えている人も大丈夫です。今回紹介する「英単語帳ルート」で、1段づつステップアップしながら勉強すれば、誰でも必ず英単語力は向上します。
この記事では、必ず力のつく「英単語帳ルート」「英単語の効率的な覚え方」を紹介します。
「英単語の覚え方」の鉄則
覚えるべき英単語の数は、5000以上にもなります。これを聞くと、
5000以上の英単語を暗記するなんて、無理ゲーじゃね??
と感じてしまうと思います。
何の工夫もなく英単語を暗記しようとすると、おそらく挫折します。英単語の暗記の極意は「短い期間で何度も繰り返す」。これに尽きます。
逆に言えば、これを意識して暗記に取り組めば、そこまで苦労せずに大量の英単語を暗記できます。
1日に10や20個英単語を覚えていくというのは、非常に効率が悪いです。最低でも1日に200以上(できれば300以上)の英単語に目を通していきましょう。目を通すだけで、構いません。1日に200個以上の英単語に目を通していき、最後まで目を通したら、最初に戻って目をととしていく。これを最低10周以上する。これが英単語暗記の鉄則です。
効率的な英単語の暗記方法は下の記事で詳しく紹介していますので、必ず、この記事を参考に英単語の暗記に取り組んでください。
超初級レベルの英単語帳
この英単語の超初級レベルは、次のような人のみ取り組んでください。
英語の勉強やったことないんだけど・・・。
中学レベルも怪しいから、復習もかねて基礎の英単語から勉強したい。
このような人は、次の単語帳が勉強してください。中学レベルは大丈夫という人はこの段階は飛ばしても問題ないです。
「究極の英単語 vol1」の詳しい使い方は下の記事を参照ください。
初級レベルの英単語帳
高校レベルの英単語を初めて学んでいく人は、以下のうちから1つ選んで勉強してください。これらの単語帳には、知らない単語があってはならないレベルです。
でも、実際に取り組んでみるとわかりますが、意外と知らない単語があると思います。こういった問題は、確実にマスターできるようにしてください。
このレベル帯をマスターすれば、共通テストのリーディングで7~8割はとれるようになります。
中級レベルの英単語帳
初級レベルの英単語を学び終わった人は、以下のうちから1つ選んで勉強してください。このレベルまでマスターすれば、中堅以上の大学に合格可能です。
このレベルをマスターしている人が、いわゆる「英語できる人」です。
本書の後に過去問を十分に研究することが前提ですが、到達レベルは、MARCHや中堅国立大学合格、難関大学挑戦可能といったところです。
本人のセンスにもよりますが、そこそこの難関大学(下位旧帝大)でも、本書の後に過去問を十分に演習すれば合格できます。
MARCHや中堅国立大学に余裕をもって合格したい人、難関大学を目指している人は、次の上級レベルの参考書にも取り組んでください。
DUO3.0の詳しい使い方は、次の記事で紹介しています。
上級レベルの英単語帳
MARCHや中堅国立大学に余裕合格を決めたい人、難関大学に受かりたい人は次の英単語帳の中から、1冊選んで使いこんでください。
このレベルの単語帳をマスターできれば、MARCHや中堅国立大学の合格は固いです。
上位旧帝大や難関私立大学であると、これらの単語帳の中の1冊をマスターしておかないと、安定して合格を勝ち取ることは難しいです。
受験する大学に合わせて、上の中から適切な単語帳を選びましょう。例えば、東大志望なら「鉄壁」、京大志望なら「速読英単語・上級編」、医学部志望なら「リンガメタリカ」、早慶志望なら「パス単」がおススメです。
1度「コレっ!」と決めたら、途中で他の単語帳に浮気することなく徹底的に使い倒しましょう。
英単語帳に取り組む上での注意点
英単語帳を上記のルートで勉強する人に、注意点があります。
「ターゲット」を途中まで勉強したけど、友達は「システム英単語」を使って模試で良い成績を取っている!だから、僕も「システム英単語」に乗り換えよう。
みたいなことを繰り返すと、英語力が上がらないし、成績も伸びません。
同じレベル帯の英単語帳を使った場合、到達レベルはほとんど変わりません。成績に差がつく理由は「友達の方が、その英単語帳を一生懸命周回したから!」に他なりません。
基本的には「コレ!」と決めたらマスターするまで別の参考書に乗り換えないことをおススメします。
「乗り換え」しないで済むように、英単語帳の情報を集めて、自分でじっくり考えた上で英単語帳ルートを決めてください。
大学受験用英単語帳ルートのまとめ
英単語力は、英語を勉強する上で「必須の力」でありながら、「合否を分ける」部分です。英単語を多く覚えた人が最終的に合格を勝ち取ります。
逆に言えば、「英単語力」を身につければ、合格は目前です。
今回紹介した参考書ルートで、希望大学の試験を突破できる「英単語力」を身につけましょう。
英単語の初めの1冊におススメ!究極の英単語 vol1の紹介!!
「英語を学んでみたい」「英語を学びなおしたい」という人が多い多と思います。
英語の初めの1歩は「英単語を覚えること」です。
英語を始める上で、ある程度の英単語を覚えないことには、何もはじまりません。
そのため、英語を学び始める人は、まず英単語を覚えていく必要があります。
英語学習初心者の初めの1冊は何が良いの?
英語を学びたいけど、英語の授業は寝て過ごしたし・・・。まず何から取り組んだらよいの?
こういった英単語初心者には、「究極の英単語 vol1」をおススメです。
この記事では、「究極の英単語 vol1」の概要、レベル、使い方、次の単語帳を紹介します。
- 「究極の英単語 vol1」の概要
- 「究極の英単語 vol1」のメリット
- 「究極の英単語 vol1」のデメリット
- 「究極の英単語 vol1」の使い方
- 「究極の英単語 vol1」の到達レベル
- 「究極の英単語 vol1」の次の単語帳
- 「究極の英単語 vol1」のまとめ
「究極の英単語 vol1」の概要
「究極の英単語 vol1」は、英語の基礎となる英単語が3000語収録されています。
この基礎となる英単語は、基礎の基礎である英単語まで収録されています。
例えば、「I」や「apple」のような小学生で知っているような単語まで載っています。
もちろん、そんな基礎中の基礎の英単語だけでなく、ある程度のレベルの単語まで収録されています。
さらに、「究極の英単語 vol1」では、最初の数ページで初級英文法の解説を行ってくれます。
「究極の英単語 vol1」をマスターすれば、これから英語の勉強を続けていくための「英語の基礎力」を習得できます。
「究極の英単語 vol1」のメリット
「究極の英単語 vol1」のメリットとして次のことが挙げられます。
英語超初心者でも問題なく使える
「究極の英単語 vol1」の最大のメリットは、英語を全く勉強したことがないというような超初心者でも使用できるということです。
巷には良い単語帳がたくさんありますが、英語に関して右も左もわからない本当の英語初心者が使うには、少しレベルが高いものが多いです。
それに比べて、「究極の英単語 vol1」は基礎中の基礎の英単語も収録されています。
そのため、はじめの1冊の英単語帳として、最も適しています。
文法事項も簡単に解説されている
英語超初心者は文法事項について何も知らないと思います
「究極の英単語 vol1」には最初の数ページにわたって「スピード英文法講座」という項目があり、英文法の基礎の基礎が簡単にまとめられています。
この「スピード英文法講座」が非常によくまとまっており、このページを読むだけで英文法の概略を掴むことができます。
後は、単語を覚えれば、簡単な英文であれば十分読むことができるようになります。
英語を初めて学ぶ人は、まずこのページをよく読んで、英単語の暗記に取り掛かるようにしましょう。
初心者にもわかりやすい例文がある
本書では単語一覧の上に英語初学者でも理解しやすい例文が載っています。
この例文のおかげで、実際に覚えた英単語が「どのように使われるのか?」を確認できます。
暗記した英単語が、例文で使われ方を確認するということは英語学習においては極めて重要です。
基本的な英単語がどのように使われるのか学べるので学習効率がとても高いです。
「究極の英単語 vol1」のデメリット
「究極の英単語 vol1」には、次のデメリットがあります。
到達レベルは高くない
「究極の英単語 vol1」は基礎中の基礎の英単語に絞らているため、「究極の英単語 vol1」をマスターしてもTOEICや大学受験に対応できるほどの英単語力は身につきません。
「究極の英単語 vol1」は、あくまで超基礎の英単語を学ぶためのものだと思ってください。
「究極の英単語 vol1」をマスターしたら、さらにレベルの高い英単語帳を使って、さらに英単語力を鍛えてください。
付属音声がない
「究極の英単語 vol1」には、付属のCDや音声のダウンロード機能などはありません。
そのため、音読による復習がやりづらいです。
せめて例文だけでも音声があれば、音読によって英単語の暗記効率を上げることができますので、少し残念な部分です。
「究極の英単語 vol1」の使い方
おススメの使い方は以下です。
「スピード英文法講座」で文法事項を確認する
「究極の英単語 vol1」を使う人には、英語初心者の方が多いと思います。
なので、まず、「スピード英文法講座」をよく読んで、英文法の概略を掴んでおきましょう。この「スピード英文法講座」を理解できれば、例文を理解できる程度の文法力が身につきます。
英単語を覚え、例文で確認する
実際に英単語を暗記していきましょう。
英単語を覚えたら、例文で単語の使われ方を確認しましょう。
英単語の覚え方は、下記事を参考にしてください。
既に覚えている単語にはチェックをつける
「究極の英単語 vol1」には基本的な英単語が多く収録されています。
そのため、「apple」などの既に知っている単語も多いと思います。
そういった既に知っている単語はチェックしておきましょう。
周回する
英単語の暗記の基本となることですが、こういった単語帳は1周して満足することなく、何周も周回しましょう。
周回の際は、1周目でチェックをした既知の単語は飛ばすと効率よく周回できます。
「究極の英単語 vol1」の到達レベル
「究極の英単語 vol1」をマスターすれば、以下のレベルに到達できます。
「究極の英単語 vol1」は、超基礎単語を収録した単語帳なので正直底まで到達レベルは高くありません。
あくまで、これから英語を学んでいくための基礎を作るための単語帳だと認識してください。
より英語力を上げるために、高いレベルの単語帳に取り組みましょう。
「究極の英単語 vol1」の次の単語帳
「究極の英単語 vol1」をマスターできれば、英語の超基礎英単語は身につきます。
次はよりレベルの高い単語帳に取り組んでいきましょう。
オススメは次の英単語帳です。
上記の中から目的に合わせて、1冊選んで、使い込んでください。
「究極の英単語 vol1」のまとめ
「英語」について右も左もわからない人は、まずこのレベルの英単語を、頭に詰め込むことが最も効果的です。
「英単語の暗記」が英語の学習の第一歩であることは疑いの余地がありません。
私の指導した人たちの中にも英語初心者が多くいましたが、この「究極の英単語 vol1」をやり終える頃には、かなりのレベルまで英語を習得していした。
そんな初学者の人からも「使いやすかった」とのご意見をいただいています。
そんな私の経験からも、「究極の英単語 vol1」は英語を学びはじめる人に、最もおススメできる英単語帳です。
「究極の英単語 vol1」をマスターして、「英語の基礎」を勉強し、英語の世界を歩んでいきましょう。